「選択」で人生をデザインする。いま、「選ぶ力」を磨くワケ。
これまで、
・私たちの時間は限りあるものである
・日々、忙しいけれども、自分のための時間を作る必要がある
・色々頑張りたい!けれど、間違った努力(無駄な努力)をしている場合ではない
だから、無駄な努力を繰り返す、『努力迷宮』を抜け出すためのヒントについて書きました。
今日は、選択の重要性について書いていきます。
なぜいま、「選択」の話をするのか
なぜいま、「選択」の話をするのか。
それは、「選択」ひとつで、人生は大きく変わるからです。
そんなこと、100も承知だよ!と思いますよね。
進学、就職、パートナー。
どれを「選択」するかで人生は大きく変わることは、たやすく想像できます。
この大きな選択は、「人生のターニングポイント」とも言うでしょう。
では、日々の「小さな選択」は、どうでしょうか。
何時に起きる、何を食べる、何を着る。
どこに行く、何で行く、何時まで行く。
人生は、選択の連続。
こんな、ちょっとした選択、『ささやかチョイス』は、うまくできていますか?
というのも、この『ささやかチョイス』の延長に、『人生のターニングポイント』があるからです。
日々の選択がうまくできない人が、人生の大きな選択をうまくできるはずがありません。
そして、なぜ、「今」か。
10年前には想像もしなかった、情報、コンテンツに溢れた世の中になっています。
それが、自分にとって良い情報か?なんとなく、YoutubeやSNSをながら見して、時間を浪費してしまいがち。
どの情報を得て、なにをするか。
これも「選択」です。
以前は、情報発信先が、テレビや本などがメイン。誰かが精査した情報が多かった。
いまは、個人発信の時代。情報が溢れている。
「選択」することが、以前の私たちに比べて、はるかに多くなってきている。
けれども、だれも「選択」する方法を教えてくれない。
親も、学校でも。
だって、こんなにも「選択」にあふれた世の中を、前の世代が経験していないからです。
これらの理由から、このnoteでは、「選択」の話を書いていきます。
「選択」は、自己表現
他の人と同じじゃないと変に思われるかも。
でも、自分らしさも必要。
こんなことを思っていませんか。
ほかの人と、いつもの自分と、ちょっと違う選択をしてみる。
・いつもは選ばない服、を着てみる
・いつもはトールラテだけど、ソイラテにしてみる
・いつもはゴロゴロしちゃうけど、外に出てみる
こんな『ささやかチョイス』を積み重ねること=自己表現です。
「あのひとは、ちょっと違う」
そんな人は、少しだけ、自分自身の選択をしている。
もし、平坦な日々や、いまの状況にもやもやしているなら。
『ささやかチョイス』が、悩みを打開するヒントになるかもしれません。
そもそも、良い「選択」ってなんぞ
人生の岐路に立った時、「良い選択」はどれだろう、と考えませんか?
・後悔したくない
・間違った方向に行きたくない
・正しいのはどれだろう ・・・・
悩みますよね。その気持ち、とても良くわかります。
では、あなたの考える「良い選択」とは、どんな「選択」でしょうか。
みんなが良いというもの?
つい、口コミを調べますよね。ごはん屋さんなんて、口コミを調べずに、新規開拓することは少ないのではないでしょうか。
もちろん、口コミ、評判は重要です。
実際に体験した人の、生の声ですので。
でも、「口コミ」や、「みんなが良いというから」に縛られすぎていませんか?
他人の考え=自分の考えではありません。
人生の選択をするときに、「誰かが良いと言ったから」で選ぶと、歪みが生じてしまいがちです。
例えば、
・親が良いと言った人と結婚する
・友達が良いよ!と言った会社に就職する
・口コミが良い大学に進学する
もちろん、結果的にうまくいくこともありますが、なんだか心配ですよね。
前置きが長くなりました。本題に入ります。
「良い選択」とは、誰にとっての「良い選択」なのかを考えることが大切です。
周りの人がおすすめする選択。あなたのためを思って言っていると思います。
ただ、それは、その人の「フィルター」を通して、見えている世界の選択肢です。
「有名大学に進学して、大手の企業に就職。定年まで勤める。」
親としては、食いっぱぐれないので、安心かもしれません。
学校にとっては、有名大に進学した!と言えるから、勧めているかも。
就職先も然り。
でも、あなたはどうですか?
本当に心から納得していますか?
「良い選択」とは、「自分が心から納得できる選択」です。
家族含め、他人は関係ありません。
と言ってもさ、実際は難しいよね。
「心から納得できる選択」をすることは、実際簡単ではありません。
私もそうでした。
高校は、大学に進学が、普通。
・東北大学に合格できたら、成功
・そのほか、国公立や有名私立大に合格できたら、まあまあ
・浪人、専門学校なんてもってのほか
という学校でした。
いま振り返ってみると、わたしは、声優養成所に行きたかった。
でも、言い出せない雰囲気と、大学に行かないなんて、という気持ちが自分の中でムクムクと湧き出ていました。
そこで、じゃあ、子どものころから憧れていた「獣医」なら。大学進学だし、ということで、獣医大学進学を目指しました(あくまで、今振り返ってみると、です)。
でも、成績はボロボロ。数学は、定期テストで5点を取ったことも。
きっと、勉強する意味が見いだせていなかった。
ですので、先生たちは猛反対。
・なんで、理系に行くんだ
・獣医になって、何がしたいんだ
・浪人して何になる
ほかの、成績優秀な子たちは、こんな質問はされていませんでした。
「農学部志望にしようかな・・・・」
と、思った時、姉が、
「先生なんて、高校卒業したら関係ないから。進学率上げたいだけだって。」
と。
目からウロコでした。
純粋だったわたしは、「先生とは、自分のことを思って言ってくれている」と思い込んでいたのです。
姉はこのエピソードを忘れていましたが、この一言は忘れられません。
その結果、どうにかして獣医大学に潜り込みましたが、大学入学から、20年ほど経った今、獣医師としては働いていません。
今の状況に納得はしていますが、もし、あの時、「声優養成所」に行っていたら。と思うことは、多々あります。
もし、いま、「人生の帰路」に立っている人が読んでいてくれたら。
ぜひ、自分が「心から納得できる選択」はどれだろう、と考えてみてください。
ちなみに、「声優養成所」については、おとなになってからチャレンジしました。そのことは、また後日noteで書いていきます。
ちなみに、自分の心を知る方法については、「自分への問いかけ」が役に立ちます。具体的な方法は、こちらのnoteで紹介しています。
選択する「力」は、磨くことができる
色々とさまよってきた私ですが、「選択する力」は磨くことができると確信しています。
冒頭の繰り返しですが、「日々の選択がうまくできない人が、人生の大きな選択をうまくできるはずがない。」
日々の『ささやかチョイス』を大切にし、自分でしっかり選択していくことが、『人生のターニングポイント』の良い選択に必ずつながっていきます。
では、『ささやかチョイス』を積み重ね、『選択力』を磨くにはどうしたらいいか。
次回のnoteで書いていきます。
ここまで読んでいただき、お時間ありがとうございました。
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