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Keychron K3、K3 Pro、K3 MAXの違い

初めて買ったメカニカルキーボードがKeychron K3(V2)だったので、K3、K3 Pro、K3 MAXの違いが気になり、調べてみました。
今回は、そんなお話しです。(5/17更新)

Keychron K3とは?

Keychron Kのキーボードは、スリムタイプが奇数、ノーマルタイプが偶数となっており、Kシリーズ、K Proシリーズ、K MAXシリーズがあります。さらに、ナンバリングでサイズ(%)が決まっています。
下表は、Keychron Kのキーボードを一覧表にしたものです。グレーバックの箇所は、日本で無線接続できる技術基準適合証明(以下技適)を取得したキーボードで、SUPER KOPEKで販売されています。
今後、K MAXシリーズでもノーマルタイプも販売されるのでしょうが、今のところスリムタイプしかないのは、スリムタイプの方が人気なのでしょう。特に日本では、75%サイズのKeychronのK3(以下K3)だけが、Kシリーズ、K Proシリーズ、K MAXシリーズで販売されているので、人気が高いと思われます。

Keychron Kのキーボード一覧表。バリエーションは省略(2024.5.12作成)

今回、私が購入したK3は、まさに人気だと思われるKシリーズのものであり、購入者も多いためなのかフリマで多く出品されており、中古市場で入手しやすい機種のひとつだと思います。特にUS配列を購入しても、合わなかったという書き込みが多い印象です。

K3 Pro/Maxのキースイッチは、ロープロファイル・Gateronメカニカルスイッチ(以下メカニカルスイッチ)だけですが、K3ではメカニカルスイッチに加え、ロープロファイル・Keychronオプティカルスイッチ(オプティカルスイッチ)も選べます。
基本的にホワイトバックライトは基盤に固定されており、RGBバックライトはホットスワップに対応しています。以下の表は、SUPER KOPEKを元に情報を整理したものです。Keychron Japan公式サイトでは、ホワイトバックライトでもホットスワップに対応しているもキーボードもあるようです。(2024.5.17追記)

Keychron K3/Pro/Maxのバックライトとキースイッチの違い(2024.5.17追記)

なお、赤軸、青軸、茶軸の他にも、メカニカルスイッチでは茶軸系のバナナ軸、オプティカルスイッチでは、赤軸系の白軸・黒軸、青軸系のオレンジ軸、茶軸系のバナナ軸・ミント軸があり、SUPER KOPEKから購入できます。

また、K3にはボディもキーキャップも白いオールホワイトモデルがありました。ただ、ノンバックライトバージョンなので、キラキラ感は出せません。

やまかふぇさんも紹介していました。

Keychron K3、K3 Pro、K3 MAXを比較

このように人気と思われる、75%サイズのK3、K3 Pro、K3 MAXを、Keychron Japan公式サイトSUPER KOPEKを参考に一覧表にしてみました。

Keychron K3、K3 Pro、K3 MAXの一覧表(2024.5.12作成)

共通点も多いのですが、もちろん異なる点もあります。概要をまとめてみました。

共通点

共通点は、サイズに関連することが多く、対応OSなども共通しています。

  • 横、奥行き、高さの寸法

  • 重さはほぼペットボトル1本程度

  • キーの配列と数、スイッチの向き

  • ボディの素材

  • バッテリー容量

  • 対応OS、USBやBluetooth規格 など

異なる点

異なる点は、性能に関連することが多く、K3 ProとK3 MAXでは共通する点も多いです。K3 ProとK3 MAXの大きな違いは、静音対策のフォームと無線LAN接続で、他はほとんど同じでした。

  • キーキャップ:ABS(K3)/ダブルショットPBT(K3 Pro、K3 MAX)

  • 配色:グレー系ツートンカラー、オレンジアクセントカラー(K3、K3 MAX)/黒系ツートンカラー、レッドアクセントカラー(K3 Pro)

  • キーキャップのはめ込み部分:三角(K3)/水平(K3 Pro、K3 MAX)

  • キースイッチ:薄型オプティカル(K3)/新型メカニカル(K3 Pro、K3 MAX)

  • キーマップの変更(K3 Pro、K3 MAX)

  • 静音対策や無線LAN接続(K3 MAX) など

Keychronとコペックジャパン

Keychronは、キーボード製造のノウハウをもつ愛好家グループによって、2017年に設立された香港のキーボードブランド(メーカー)です。キーボード製造などで9年の経験を持つWill Yeさんと、工業デザインで10年の経験を持つSven Zhuさんが、メンバーの中心になっているようです。日本向けのWebサイト「Keychron Japan」が開設されており、キーボードと関連商品を購入できます。
一方、株式会社コペックジャパンが日本でのKeychron総代理店となっており、技適を取得した製品を販売しています。日本でワイヤレス製品を使用するには技適を取得する必要であるため、コペックジャパンが運営するECサイト「SUPER KOPEK」で販売されているKeychronキーボードの裏には、技適マークが表示されています。

赤枠の箇所が技適取得を証明するマークと番号

Keychron Japan」と「SUPER KOPEK」の棲み分けが気になります。

不況はチャンスである

皆木和義 著『稲盛和夫と中村天風』プレジデント社(1999)第5章見出しより

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