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都内勤務社内SE/寺社仏閣御朱印収集/アーロン・ソーキン/ガンダム/パトレイバー/教養/哲学/婚活

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レビュー「仕掛人・藤枝梅安」

池波正太郎、生誕100年ということで、記念作品。 ザ・時代劇 俺たちが知っている時代劇、という感じが前に出ていて良かったと思う。映画作品の場合は、そこに「色気」と「醜さ」と「カッコよさ」辺りが乗っかってくるものだと思うが、そういう映画要素もきちんと描かれていた。殺陣もしっかりしている。日本の時代劇は、まだまだ大丈夫です。 レジェンド&バタフライになかったもの レジェンド&バタフライが描いていなかったものは、多分、「醜さ」で、それは「武士」と「農民」という身分の格差から

    • レビュー「レジェンド&バタフライ」

      東映70周年の記念映画、ということで期待値多めで足を運んだのだが、そこまで「悪くはない」という印象でしかなかった。ストレートに書けば、期待はずれ。 尺が足りない そもそも、本能寺の変までを描ききるには、映画という素材は尺が足りない。それでも描こうとするから、場面の描写が薄っぺらになる。転じて、織田信長という人物が何処でどのように戦ったのかを知っていることが前提となり、物語への没入感を奪われる。場面転換ごとに、今、自分はどこの場面を観ているのか、という作業を頭の中の年表と照

      • シン・ウルトラマンが伝えたかったこと(ネタバレあり)

        「シン・ウルトラマン」が伝えたかったことを考察する。 結論から物語終盤、ゾーフィが放った「ゼットン」を倒すために、「ウルトラマンになる男」神永が飛び立つが、そこで遺すセリフがある。 ゼットンは強大すぎて、ウルトラマンは結局倒すことが出来ない。だが、伝えたいことは結局、この「努力をすること」「やってみること」の大切さではなかったか。 絶望感を覚えていた滝も、神永(ウルトラマン)が残したUSBメモリから何か「為せる」ことを探そうとする。物語のメッセージ性は結局、終盤の30分

        • ドキュメント生成ツール

          諸事情あって、hugoというドキュメント生成ツールを触ってみた。 ドキュメント生成ツールというよりは、静的サイトジェネレータ、というところだろうか。以前、ドキュメント管理で試行錯誤したことがあって、その時は丁度、pythonを少し触っていたので、mkdocsにしたのだけど、社内SE的には「エンジニア以外は触れないよね」という一言に敗北した記憶がある。 htmlだったら、非エンジニアでも多少は「いける」のかな、と思ったが、ドキュメントを読む限りはそうでもなさそうなイメージ。

        レビュー「仕掛人・藤枝梅安」

          リーダーシップは重要だよね、という話

          東京都のワクチン大規模接種会場の予約システムが、どうにも残念な出来だった、という報道がなされて、防衛大臣と元総理があれこれTwitterで発言をされているのだけれど。 こういうシステム不備はきちんと運営元に通報をした上で、それでも、という場合は報道ではないのかな、という思いは少しあるのだが、いかんせん、この国では「リーダーシップ」というものが働いていないのではないかな、という印象もある。 あなたの国では誰が決めるの? カヨコ・パタースン特使の名言だが、あれから数年経った

          リーダーシップは重要だよね、という話

          宇宙を駆ける

          youtubeで長々とやってきたZガンダムもいよいよ最終回。 というシャアの名言があるのも、このエピソードなんだけど、個人的には冒頭のエマ・シーンと、カミーユ・ビダンの別れのシーンの方が心に残る。 というあのシーン。関わってきた女性たちの「力」を借りてパプティマス・シロッコを倒す最後のシーンも名場面と言えば名場面ではあるのだが、何よりもまずは、前回から続くエマ中尉との別れのシーンがあって、シャアの名言と劇場の一幕があって、そして、シロッコを倒して、最後、カミーユが「精神崩

          宇宙を駆ける

          優しくしてくれるから

          少し前なのだけど、「太田伯山」のシーンで、六代目神田伯山がこんなことを言っていた。 だから、太田さんがこうやって優しいから、ちゃんとこういうの応えないといけないな、ってね、ある程度ね。 人は優しさに応えるものだと思っている。親切にされたから。優しくされたから。では、その分、きちんとお返しをしようではないか、と思うのは人間の摂理だと思う。一方的な要求、過度な要求だけして、見返りがなければ、心は離れていくもの。 なんだか、そういうのを理解できなくなった人が最近多くないだろう

          優しくしてくれるから

          bootstrap5を試す

          個人的に、ちょっとやりたいと思っていることがあって、ランディングページを作ろうと思い、せっかくだから、とbootstrap5を操作中。本家の日本語版がなんだか不安定。翻訳的な意味でも、サイト的な意味でも。 それにしても、継続的に新規開発をする、コードを書く、というのは大切だな、と改めて思う。世の中の技術革新についていけていない自分を認識すると、愕然としてしまう。

          bootstrap5を試す

          そろそろ限界かもしれない

          母艦のiMacもそろそろ限界かもしれないな、と思い始めた。 正月の間はPC周りの整理をしようと、ずーっと無駄なファイルとか、動画に直したけどみていないファイルとか、母艦であるiMacと、古いmac book Airを整理して、必要なものだけをMacbook Proに移動しているんだけど、いかんせん、母艦の動作が重たい。重たくなって、疲れているのが使い込んだ証だろうか。

          そろそろ限界かもしれない

          https化

          年末年始というのはあれも、これも、と思っているうちに過ぎ去っていくもので、毎年毎年後悔の連続ではあるのだけれど、手順がよくわからないので放置していた自前の運営サイトをようやくhttps化することが出来た。 サイトマップとか、アナリティクスとか、アフィリエイトの登録変更とかもやらないといけないのだけど、とりあえずはここ数年の懸案がようやくひとつ片付いた感じがする。せっかくなので、放置したままになっている余計なコンテンツもひとつひとつ吟味して削除していこうかな、と思う。 とか

          自己紹介的なもの。 version2.0

          はじめにさて、noteも作り直しである。色々な意味で疲れてしまった2020年を終えて、僕は今、2021年を目の前にしている。様々な理由で、「表」に公開できるようなポートフォリオ、ブログ、なんでも良いが、自分の思想やモノの考え方を書いておく場所の必要性に迫られて、やや、closedなことを書いていたこのnoteをいったん、リセットして作り直すことにした。 ここに書いておかれるものはおそらく、自分が生業としているものとそれに関わるもの、読んだ書籍や観た映画、ドラマ、そんな中から

          自己紹介的なもの。 version2.0