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【研究/ 実践メモ】コーチとクライアントに求められる”関係性”とは?~『成長を支援するということ』 第2章「インスピレーションを与える対話」からの学び

『成長を支援するということ』 第2章は、「インスピレーションを与える対話~一番大事なことを発見する」と題し、コーチのあり方や、クライアントとの接し方についてまとめられています。

本書や国際コーチング連盟の定義を見てみると、コーチとクライアントの”関係性”が強調されています。



また、ボヤツィスたちのトレーニングプログラムの中で実施される「人生で最も助けになってくれた人について思い出すワーク」語られる人の共通点についても興味深かったです。



コーチとしてはもちろん、組織開発の案件でファシリテーターとして関わる上でも、大事な観点だなと思いました。行動も含まれていますが、その前提になっているのは、クライアントの可能性に信じ、サポートしていきたいと思う、”あり方 (being)"の様にも感じます。

前述の通り、コーチングでは、コーチとクライアントの関係性が強調されています。その中でも、より質の高い、関係性を”共鳴する関係”と表現しています。



”同調”という言葉も使われていますが、セッションでいい時間が流れているときは、クライアントとコーチのお互いの役割は違えど、どこか深いところで繋がりながら、問いやその回答が紡ぎ出されているなと、経験的にも感じるところがあります。

ちょっと物理っぽい話になるので、あっているか全然自信はないですが(笑)、”共鳴”と表現されているので、バイブレーション(波動)が、重なると、その振幅(効果)が大きくなるというような意味合いもあるのかも知れませんね。

本章を読んで、改めて、コーチや対人支援に関わるサポーターが、”プラスの眼鏡”をかけながら、クライアントの変化のきっかけをサポートし、持続できるような”学びの場”を、ホールドしていく重要性を感じました。”共鳴する関係”をクライアントのみなさんと築いていきたい!

※本ブログは、読書会で発表してくださった安藤さんの資料も参考にさせていただきました。わかりやすい発表、ありがとうございました!

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