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戸田駅前にある本屋とタリーズコーヒーが素晴らしいという話

6年ほど前、電車に乗り、適当な駅で降りて散歩する「ぶらり途中下車の旅」的なことにハマっていた。

そんなある日、埼京線に乗っていると、ふと戸田駅で降りたくなった。戸田市は全く馴染みのない街だったので、どんな感じなのかなぁと。
散歩が趣味の人間って知らない街に行くと、別にパッとしないような所でもなんとなくテンションが上がるからね。

で、駅を降りると目の前の建物の2階にタリーズコーヒーがあるのが分かったので、「お、タリーズか、ええやんええやん」と思い行ってみると、同じ階になかなか洒落てる本屋があった。店全体の雰囲気がおしゃれで、本の品揃えが豊富なだけでなく、ちょっとした雑貨とかも売っていてとにかく非の打ち所がないような本屋だった。

明文堂書店 TSUTAYA 戸田



そしてそんな完璧な本屋の隣にあるタリーズコーヒーは座席数が多く、開放的な雰囲気でめちゃくちゃ居心地が良かった。

それでいて客層も良いのか、結構人が多いわりには落ち着いていて、自分にとってすごくお気に入りの場所となった。 あとタリーズはシンプルにコーヒーが美味い。

こういう本屋とカフェが一体化したような場所はたまに見かけるけど、個人的な好みにすごく刺さる。


タリーズコーヒー 戸田店


それからはなんとなく出かけたくなったときや、試験勉強や提出物の作業をするためにかなり足を運んだ。つい最近も、ここで乙一さんの『ZOO』を読んでこの世の終わりみたいな気分にさせられたばかり。

今行っても新鮮な気持ちで、いい場所だなぁと思えるし、思い出といったら大袈裟かもしれないけど、そんな感じのものが蘇ってくる。
これが俗に言う「エモい」というやつなのか。
全く好きではない言葉だが。



本屋やカフェが好きな人はリラックスできる場所だと思うので、是非一度行ってみてはどうでしょうか。 

こういう発見や出会いがあるので、知らない場所に行くのはいいなと、これを書きながら改めて思うわけです。


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