体重150㎏越えの私が考えたオフィスチェアの選び方備忘録
超肥満人間がオフィスチェア選びに必要なポイントを簡単に紹介
オフィスチェアはテレワーク需要が低下した現在でも、自宅でのPC使用時であったり長時間のゲーム時など、「長時間座っても疲れにくい」需要は大いにあると思います。
私も8月にオフィスチェアを購入しましたが、体形は超大柄で体重は150㎏を超えております!そのような体系の私がどのようなポイントでオフィスチェアを検討し購入したかをまとめます。
※ブログの最後にオフィスチェア選びで参考になったサイトリンクを載せましたので、普通体形の方や選び方が知りたい方はそちらも参考にしてください。
①椅子の耐荷重について~なぜ記載がないのか~
この項の結論としては、耐荷重についてはあくまでも参考程度に考えたほうがいいと思います。その上で「椅子の頑丈さ」を示す指標として利用する程度にとどめたほうがいいかと思います。
椅子の購入を検討してみて一番疑問に思ったのは「机は耐荷重があらかじめ決められているのに、椅子は耐荷重の設定がないのだろうか」ということでした。
椅子の耐荷重について調べると日本の工業製品はJIS規格にて検査が行われ、椅子についてはJISS1032が適用されています。日本オフィス家具協会JOIFA「安全・安心ナイスの選び方」のページでは検査項目の一部を知ることができます。
荷重に関しては「静的荷重」と「動的荷重」の2つあり、前述の机では机の上に置くものが動き出すわけではないので「静的荷重」が適用され耐荷重を記載することができる。
しかし、椅子の場合は、人間が座るため、立ち座りや座りながらの動き等、動的な荷重であるがその大小は簡単にわからないため、耐荷重は記載しようがないですが、JIS規格にのっとった試験をしているということでした。
このため日本メーカーの椅子は耐荷重の記載がないことが多いですが、
アメリカ・台湾等の外国メーカーは耐荷重を記載しているパターンが多いと感じました。
➁椅子に使われている材質を見る~できるだけ金属部品が使用されている椅子を探す~
オフィスチェアを見ると部品としては以下のパーツに分かれています。
・座面…人間が座る部分
・背もたれ…人間の背中が当たる部分
・脚部…椅子の下部の脚。キャスターがついている。
・アームレスト…座面の左右についているひじ掛け
・フレーム…座面。背もたれを支えている、椅子の背面にある骨組み
また、下記のパーツは椅子によってはついている場合があります。
・ヘッドレスト…背もたれの上部に取り連れられている。人間の頭部を支える。
・ランバーサポート…背もたれについている場合が多い。人間の腰を支える。
以上の部品のうち、ズバリ!「脚部」「フレーム」に金属が使用されている部品を選ぶと丈夫な椅子の可能性が高いです。
金属はアルミフレームが一般的にで、一部スチール(鉄)を使用している椅子もございます。金属以外はガラス繊維プラスチックが使用されているケースが多く、プラスチックよりは金属のほうが材質の丈夫さでは上です。
具体的な見分け方としては、椅子の見た目で、銀色の部分にはアルミが使用されていると思っていただければ間違いないかと思います。
椅子の見た目がわかりづらい場合は、「Kagg.jp」というサイトで気になっている椅子の型式を検索し、金属部分の部品が使用されている仕様を確認したほうがいいと思います。
オカムラ、ハーマンミラー、イトーキ等主要な椅子メーカーの商品を一手に検索可能なサイトでとても便利です。
※特に中古の椅子を購入する場合は、ここで正式なメーカー型式を検索してから中古サイトで検索をかけるとすぐに椅子を見つけられます。
③アームレスト幅を確認せよ!~できれば試座したい~
椅子に座るときに一番大切なこととして、座面にすっぽり収まるかどうかが大切です。特にアームレストがある椅子であればなおのこと重要です。
私が一番そうなのですが、太っている方はどうしても人よりも身幅が大きくなる傾向になります。この部分はしっかり確認したいところです。
インターネットでも椅子の図面でサイズを確認することができます。
しかし、これにつきましては実際に座ってみないとわからない部分が大きいです。
東京新宿にある大塚家具8F「SOHOプラザ」では多くのオフィスチェアが展示されており、試座し放題の空間となります。こちらで実際に座ってみるほうがいいと思います。
私の場合は、アームレスト幅47㎝の椅子は座った際に太ももとアームレストが干渉し、候補からは外すことができました。
私の場合は幅50cm以上の椅子を選ぶようにしております。ご参考になればと思います。
終わりに~椅子探しはまだまだ続く~
結局私は何を購入したかというと、「Ergohuman Pro Ottoman」を中古で購入いたしました!金属フレームおよび金属脚部でとても丈夫そうな椅子です。椅子自体の傷み具合も使っていくうちに出てくると思いますので、本ブログに書いた内容が本当かどうかは私自身で今後も検証いたします。
今回はオフィスチェアの一般的な選び方とは異なるアプローチの記事のため、最後に椅子選びの参考になったサイト、youtuberのリンクを掲載して終わりたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
・youtubeチャンネル「Mr.chairs」
オフィスチェアやゲーミングチェアの選び方を動画で細かく解説しています。
・オフィスコムサイト「オフィスのギモン」
オフィスコムはオフィス家具の通販サイトですが、オフィスのギモンではおすすめのオフィスチェアやオフィスチェアと机の選び方など、選ぶのに役立つ情報が満載です。