今日は「令和の日本型学校教育」で
これまでの学校教育がどう評価されているのか見ていきたい。
「令和の日本型学校教育」(概要)
https://www.mext.go.jp/content/20210126-mxt_syoto02-000012321_1-4.pdf
まずは「成果」から↓
評価されている部分は素直にありがたい。
次に「課題」↓
総論としては「さもありなん」と思うようなものを取り上げてくれている。
しかし、「成果」と「課題」が表裏一体になっているものもあり、
この二項対立の考え方で果たしていいのかという疑問もわいてくる。
例えば、「学習指導に加えて生徒指導も」「知・徳・体を育む教育」はどう考えても業務範囲の(無尽蔵の)拡大につながってしまう。
そして目下、現場で一番つらいのは、とにもかくにも人が足りないこと。
たとえば病休に一人でも入ってしまうと、とたんにかなり多くの人たちに
しわ寄せが行き、時には管理職すらも駆り出されてしまう。
各論の一番最後に「教師の人材確保」について論じているが・・・
これでは「人材募集の広告増やせば、人が集まるよね!」という薄いこと
しか言っていないのではないだろうか。
うーーーん、批判ばっかりは何も生まれないので、次からは自分の現場に落とし込んで話を進めていこうかな。