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夏が薄れるその前に
夏が薄れるその前にとはいっているけれど、暦上ではとっくに季節は、冬。冬ですよ、冬。
いったい秋はどこへいった!
そう叫びくなるのをぐっと堪えて、いわせてください。
まるで、夏みたいな気候じゃないか!
ええ、つい最近、昼間の最高気温が25℃でした。気象庁は25℃以上になる日を「夏日」と定めています。ええ、では、まだ肌感では夏ということでよろしいのですね(だれに言っている)。
そういうわけですので(どういうわけ)夏はまだ近くに潜んでいる、と。朝晩は冷えこみ、昼間は夏日気温。まるで夏と秋を1日で体感している気分でおります猫目です。みなさま。こんばんは。お身体、ご無事ですか?
夏と秋、両者の引っ張りあい(?)に体調、崩されていませんか?
さて
そんな夏と秋、半袖と長袖の狭間に過ごしている今日は、9月に行ってまいりました神奈川県、三浦半島の記憶を写真とともに書き残していこうと思います。
これはもちろん小説の取材で行ったのですがね、ええ、終始ウキウキ、遠足気分でした。なんといっても今回は猫目一人だけでなく、妹殿が一緒でしたので、ええ、心から楽しかったです。
とはいえ
"取材で来ているんだ"という意識は頭の片隅にあったので(中心に添えてくれ)しかと見て、嗅いで、感じて、そして味わってまいりましたよ。
まぐろ
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三崎漁港の近くには、まぐろ丼や、まぐろの刺身、唐揚げなど、まぐろを中心とした「海鮮料理」がたくさん並んでおります。どのお店に入るか悩みに悩んで1週ぐるりと回り、最終的には店員さんが声をかけてくれたお店に入ることにいたしました。
きっと、どのお店も、おいしいまぐろを提供してくれるはず!
ならば
選ぶ基準は「まぐろ」ではなく、もはや「ひと」!
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https://misaki-hana.main.jp/index.html
まぐろ丼をおいしくいただいたところで、漁港を探索。漁港近くには「うらりマルシェ」という建物があり、店内には、おみやげがわんさか溢れ返っておりました。
建物のなかに足を踏みいれた瞬間に、漁港特有の匂いと、活気が漂っているます!男女問わず多くの方が声を張ってお話されていましたね(お話というのか呼びこみというのか)。
このひと、きっと漁師さんだ、というよく日に焼けた恰幅のいい男性もいらしゃったりしてにぎやかでした。
これぞ、漁港でしか味わえない雰囲気だ、と思いながら物産品を物色。口では取材といいつつ、あれやこれやと堪能してまいりました三崎漁港から歩いたりバスに乗ったりして・・・いろいろな角度から海を見てまいりました。
9月末。天候に恵まれたおかげで、歩けばしっかり背中が汗だくに。
海
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東京湾と相模湾に囲われている三浦半島。点在する海岸や海水浴場(ビーチ)は、透明度が抜群だとか。
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夕陽
これぞ、夏の太陽!
と、いいたいところですが、さすがに太陽は秋のそれでした。風も夏のようにじめじめとしたもののではなく、比較的サラッとしていました。日が沈んだころには肌寒さを感じましたね。
海に太陽。
贅沢な景色です。
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馬
ちいさな、ちいさな、ポニーたち。
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漁港、まぐろ丼、城ケ島、そしてさいごに油壷マリンパークの跡地(現在は「京急油壷温泉パーク」)に足を運びました。
温泉パークには2頭のポニーがいるのですが、なんと!
ポニーたちはその日が最終出勤日(?)だったのです。大勢の子どもたちに見送られてお別れケーキを食べ、みずから馬運車に乗るポニーたち。
子どもだけでなく、たくさんのひとたちに見送られて、ポニーたちはもと暮らしていた三浦市内のファームへ帰っていきました。
※ おそらくこちらと思われる。
京急油壷温泉パークに足を踏みいれたのは、夕方。それもあって場内には多くの家族が各々テントを張られておりました。とくに子どもたちが楽しそうに駆けている姿は沁みましたね。
全身に風を受けて、走る。といいますか、見ているだけで爽快な気持ちになりました。またわんちゃんも一緒(同伴可能)だったので、本当に家族全員でといった感じでしたね。走って10秒で海が見えるので最高の場所です。
バス
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書こうとしている物語(小説)ではバス移動が基本だったので、バスに乗ります。車窓から見える海はまた格別ですね(といいつつ、猫目は半分以上寝ておりましたので妹様が撮影してくれました。頭があがりません。いつもありがとう)。
視点
さて、今回の取材でもっとも重視したことは「視点」です(と急に真面目に語りはじめる)。猫目が描くものがたりには多くの動物たちが登場します。
いうまでもなく
人間と動物の視点はまったく異なります。
猫の場合は、猫の視点で。
馬の場合は、馬の視点で、といった感じにキャストによって視点がちがうのですね。
しかし
書いていると、どうも視点にブレが生じる。つい、人間(自分)が普段見ている世界を描いてしまう。しかし、それでは嘘になる。先ほどの述べたように人間の視点とかれら動物たちの視点はちがうのです。
以前、ジブリの特集かなにか(記事)で虫の視点について語られていたが、まさにその通りです。
虫には、虫の
猫には、猫の
鳥には、鳥の
それぞれの視点が存在します。ちなみに鳥には風が見えているはずだと、宮崎駿氏がおっしゃっていたのを耳にしたことがありますが、本当にそうなのですね。わたしたち人間に見えていない(見れていない)視点をかれらは持っている。そう思うとわくわくしますし、積極的にいつも見ている視点をずらしていこうという気持ちになってきます。
物質的に視点を変えることで、気持ちや心境は自然と変わってくるもの。だから、おもしろいですし、知らない発見があったりするわけです。はい。
このたびの取材で撮影した写真、動画はあわせて100本ほど。それらは必ず小説の舞台をよりリアルなものにしてくれます。
と同時に、じっさい現地に赴いたことで感じる(把握する)ことができた五感(視覚/嗅覚/聴覚/味覚/触覚)を忘れないうちに、褪せないうちに、薄れないうちに、執筆を進めてまいりたいと思います。
みなさま!本日もさいごまで一緒にありがとうございます!
また来週の土曜日にお会いいたしましょう!