かべ

皆さんはどんなときに壁を感じますか。


これは、とある一人の人間のお話です。
その人は、色んなものに対して
息苦しさを幼少期から抱えていました。
それは朝。それは昼。それは夜。
傍から見れば、大したことではないのでしょうが、
その人にとっては、生き続けていくための
大きな課題。もしくは枷でしかないのです。
息を吸うのも、吐くのも、やっとの世界で
その人は、
これからも生き続けなければならないのです。
白き闇、黒い光、極彩色の毒、無彩色の果実
さて、どれが、この世界の虚で実なのでしょう。
そんな、戯言です。

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