#244 演奏における「キープする」ということについて!(動画追加しました)
皆さん、こんにちは!
今月もnote のレッスン動画を複数撮影して、ご用意中なのですが・・
今日、動画の半分くらいを編集していたところで、アクシデントがありパソコンが水濡れしてしまいました・・!(泣)
いま乾燥中で、少なくとも24時間は電源をつけないほうが良いらしいので、ひとまず今回の内容をテキストで先に配信することにしました(こちらは iPad で入力しております)。
申し訳ありませんが、動画の方はもうしばらくお待ちくださいませ(10/25、このnoteの下の方で追加済みです)。
第244回のテーマは、
についてです。
キープする=保つ ということですね。
以前にも一度、「音を保つ」というテーマでお話したことがあります。
今回は、それに重なる内容と、新しい内容も含んでいます。
演奏の中でキープすることの大切さって?
様々な楽曲がありますが、曲の内容の面でも、ピアノ奏法の面でも、「キープする」という考え方はとても大切です。
しかし、「硬くなってはいけない」「脱力しなきゃ」「優しく弾こう」などと思うあまり、フレーズの途中でフニャッと音楽が抜けたり薄くなったりしてしまうことがあります。最後の方の音がほとんど聞こえない、ということも起こります。
また、音は抜けていないけれど、なんとなく曲がずっと同じことの繰り返しに聞こえる・・・こういうお悩みをお持ちの時も、実は曲の構造に基づいた緊張感のキープの仕方やコントロールでがらりと印象が変わることもあるんですね。
今回は、そんな「キープする」ということについて、掘り下げていきます!
キープにも、いろいろな種類がある!?
以前のnoteでは、「音一つ一つをキープする」というテーマでお話しましたが、実際にはいろいろな視点での「キープ」があります。
今回は、以下の内容をお伝えしていきます。
楽曲の上で考える「キープ」3つ
まずは楽曲の上、楽譜の上でのキープです。
「曲の中で、このようにキープしていこう」というイメージや計画ですね。
音一つ一つをキープする
フレーズのあいだ、キープする
形式の上で、キープする(大きなまとまりで)
自分の中で意識する「キープ」3つ
次は、自分自身、あなた自身の中で意識するキープです。
息、呼吸のキープ
身体のキープ
気持ち、集中力のキープ
意識的に、キープの長さや強さを考えて表現に生かしていけると、確実に音楽に表れますので、ぜひ取り入れていただければと思います。
動画の内容をちょっと先取り
今回の内容を、箇条書きで一部ご紹介します。
・キープが足りない演奏の例(ベートーヴェン/ソナチネ、ソナタ)
・音一つ一つのキープで、伝わる演奏になる
・重音のレガートも、キープが重要!(ショパン/バラード第3番)
・曲の構造を見て、長いキープで弾くと?構成がわかりやすくなる
・キープの度合いも、それぞれ。使い分けよう!
このような内容になります。
動画はこちらから(30分)
それでは、大変お待たせしました。こちらからご覧ください。
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