#94 練習曲の練習方法で一番大切なことは?〜ツェルニー40番よりNo.19,20〜
皆さま、こんにちは!
今日のnoteは【練習曲の練習方法】についてです。
とくに、ツェルニーなどの「ザ・練習曲」について。
・楽譜をどのように読むか
・その曲のポイント・本質を見抜く
・具体的な練習方法の一例
などを、ツェルニー40の練習曲より第19番、20番を例にあげてお話します。
▶ツェルニーについてはブログでもお話しています。
▶練習曲に取り組むときに一番大切なこと
ツェルニーなどの練習曲に長年何曲も取り組むなら、濃い練習をして効率的に技術を習得したいですよね。
大切なのは、
【本質を見抜くこと】
です。
つまり、
【この曲で身につけたいテクニック・ポイントは?】
ということ。
・ポイントを意識せずに、漫然と譜読みして音を出していくこと
と
・ポイントを意識した奏法や練習方法の研究
では、天と地ほどの違いがあります。
また、指がよく動く人はポイントを意識しなくてもとりあえずそれなりに弾けるかもしれませんが、それでは長期的に見たときの実りが少なくなってしまうことがあります。
ではなくて、
ことが、ツェルニー等の練習曲に取り組むときにとても大切なのです。
ツェルニーはその日一日を元気に過ごすための栄養ドリンクではなく、長期的に血や肉となる栄養ある肉や野菜であるべきではないでしょうか。
▶ツェルニー40番より、19,20番のポイントは?
今回の動画では、ツェルニー40番の練習曲より第19番、20番を例にとって、実際に楽譜をどのように読んで具体的な練習方法を工夫していくか?という点についてお話しています。
今回は「技術面」にフォーカスした内容となっています。
これは「正確に」というだけではなく、「美しく弾くための」技術でもあります。
弾かれたことがある方もない方も、以下の楽譜をご覧になって「ポイント」はどういう面だと思われますか?
動画では主に19番について具体的なポイントや練習方法の一例をご紹介し、20番には軽く触れています。
上記の楽譜を見て一度ポイントを考えてみていただき、それから動画をご覧いただくとより参考になるかと思います!
▼動画はこちらから
それでは、具体的な内容はこちらの動画をご覧ください。
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