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#251 オクターブのレガートは、音を繋げなくてもいい・・・ホント?ウソ?

皆さま、こんにちは!

今日のテーマは、

音を繋げないレガートってあるの?

です。

レガートの基本と、例外のお話。

例外…と言っても、けっこう出てきます。

レガート(legato)=音をなめらかに繋げて演奏する。

これは楽器演奏の基本となる奏法のひとつで、スラーやレガートは極力指を保って繋げて演奏するのが基本です。

でも、そうじゃないこともある・・・?

というお話です。

今回の動画では、レガートの基本をあらためて確認しつつも、時には
・音を繋げなくて良いこともある

それどころか、
・音を繋げよう、と思わないほうが良いこともある!

というケースについて、詳しくお話していきます。

これは特に、
・オクターブのレガート
・重音のレガート
・(時に)ポリフォニーのレガート

などでよく出てくるお話ですが、今回はオクターブのレガートについてお話していきます。

(ひとこと)ただし、重音やポリフォニーのレガートでも、場合によっては確実に絶対に音を繋げたいところも多々ありますので、誤解のないようにお願いいたします‥!

このnoteは、以下の買い切りマガジンにも含まれています。

音を繋げなくても良い?オクターブのレガート

オクターブでも無理に繋げようとすると、時にこういう現象が起こります。

・ガタガタしてしまって、レガートにならない
・変な音のグループになる(リズム、節が不自然)
・手が疲れる

このような場合は、音を繋げようと思いすぎないことも大切です。

ですが、ここでもう一度、レガートの基本「なめらかなライン、歌のように聴こえること」はしっかり念頭においておきましょう!(〜ように聴こえる、というのがポイントです)

今日のポイントは次の5点です。

  1. かならずしも3や4の指を使わなくても良い

  2. 手の形や向きが整うようにする

  3. 音の頭ではなく、音の後ろ、尻尾を聴いていく

  4. ガチガチに繋げることよりも、重ねていくようなイメージ

  5. 変なリズムの癖に注意!

関連過去noteもご一緒にどうぞ!

▼本当にレガートで弾くためには?

▼歌っているように聴こえるには?

動画はこちらから(33分)

それでは本日の動画はこちらからどうぞ。33分です。

(最後の方で3分ほど、ワイヤレスマイクの電源が切れてしまい、その部分だけ音声を修正しています。)

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