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#32 曲の冒頭、どのように弾き始める?【前編】1音目を出す前に決まっている!
こんにちは、さいりえです。
今日のオンラインレッスンサロンnoteは、
曲の始めかた
について。
たくさん練習して、ようやく通して弾けるようになって、いざ、最初の1音から弾き始めてみたら
なんだかしっくりこない・・・
ということもありませんか?
曲の弾き始めは、最初の1音を出す前の準備やイメージがとても重要です。
しかも、どの曲でも同じ、ではありません。
そこでこのnoteでは、いくつかの曲のタイプ別に
・弾き始める前に意識しておきたいこと
・そのための準備や練習方法
についてご紹介します。
6つ以上の曲を例にあげて、それぞれ解説します
具体的には、次の6パターンを例に挙げてみます。
① なめらかに始めたいときに〜ショパンのノクターン・ワルツ〜
② きりっと始めたいときに〜ベートーヴェンのソナタ〜
③ メロディと伴奏など、複数の音や声部を立体的に弾き分けたいときに〜モーツァルトのソナタ〜
④ 和声的に曲をとらえるために〜シューベルト 即興曲Op.90-4〜
⑤ こころをしずめて〜ブルグミュラーのアヴェ・マリア・ベートーヴェンのソナタ「悲愴」〜
⑥ 途中からでも調整・修正できる状態で弾く〜ショパンのエチュードOp.10-10〜
・それぞれ、動画でご紹介していきます。
・曲は無限に(?)ありますので、リクエストがあれば7つ目以降の例もシェアしていきたいと思います。
このnoteをおすすめする方
こんな方のお役に立つかと思います!
・曲の世界に入れない
・流れが悪い
・弾き始めるとき、体が硬くなってしまう
・弾き分けてるつもりでも、どの曲も同じ感じになってしまう(曲の始めにかぎらず)
・「音」を出すだけでなく、音楽をもっと感じたい、描きたい
ではまずは、①〜③をご紹介していきます。
(④以降はこちらのnoteで紹介しています→「#33 曲の始め方について・後編」)
①なめらかに始めたいときに〜ショパンのノクターン・ワルツ〜
ショパンのノクターンOp.9-2(有名なあれですね)、ワルツOp.69-1の冒頭を弾いてみます。
重要なポイント
・1音目が鳴る瞬間ではなく、もっと前から音楽が始まっている
・音や動きが分断されずに、つながりの中で息を吸い、体を導き、弾きはじめる
・長い歌を歌う&長いフレーズを描く。そのためには、はじめが肝心。
・アウフタクトの前の拍はどの単位で感じる?息を吸う?
約3分の動画です。
ここから先は
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