トイレを磨く
セントケア和歌山メルマガ2021.12.6
さて先日ネットニュースを見ていると、こんな病名があるの?と気になったのは「美容院脳卒中症候群」。
美容院で洗髪するとき上を向いて洗いますが、その時に首の血管を圧迫することで、そのあとめまいがしたりふらついたりすることがあるそうです。
男性の場合、洗髪は下を向いてすることが多いので、あまり気にしたことはありませんでしたが、女性(美容室で洗髪する方)にはこうした悩みもあるという内容でした。
洗髪の仕方については対策もあるようで、気になる方は検索してみてください。
◆社長のひとりごと
「トイレを磨く」
当社には、「トイレ掃除はリーダーが担当する」という方針があります。
これは、不衛生な場所を一番清潔に保っている人が一番気づける人になるという考え方からです。
立場がある人ほど多くのスタッフへの責任を背負うわけですから、より気づきの多い人である方が望ましいです。部下の内面の変化を知るには気づきが必要です。
私も長年トイレ掃除をしていますが、師匠の師匠である鍵山秀三郎さん(イエローハットの創業者であり、「日本を美しくする会・掃除に学ぶ会」の創唱者)に見習って、素手で磨くようにしています。
便器に素手を突っ込むことに抵抗を覚えたのは最初の一回だけでした。喉元過ぎれば熱さを忘れる、ではないですが一回やってしまえばあとは慣れです。
実際、素手で実践することで分かったのは、細かい汚れを感じ取ることができるという点。手袋越しでは分からない汚れや陶器の質感がよく感じられるようになりました。触感を含めて五感をもって環境に向き合うというのは、気づきのセンサーを鋭敏にしてくれます。
また、便器の前で膝をついて、顔を便器に近づけて自らの手を汚して磨いていると、自然と謙虚な気持ちになっていきます。
たまに営業所に立ち寄った際に、トイレの便器の内側なんかを手でなぞってみるのですが、汚れを確認した時に感じるのは、「ここの所長は何をやっているんだ、方針を守っていないじゃないか」という憤りよりも、こういうところに目が向かないくらい忙しい状況にしてしまっているのだな。その下で働くスタッフさんのためにも、所長自身のためにも今の状況を何とかしてあげないといけないな、という想いです。
手を汚す覚悟をもって日々便器に向き合っていけば、行動した結果を日々目の当たりにできる体験を積み上げていくことにもなり、主体性を発揮できる思考力がつきます。
たまに、「素手で便器を磨くなんて、衛生的に問題がある」と息巻いて訴え出る人がいますが、別に皆に強要していることでもありませんし、これまでそれによって体調を崩したこともありませんし、何よりも文句を言ってくる人で実際に素手で実践している人は見たことがありません。
これはやってみた人にしか分からないことです。考える暇があったら、試してみることをおすすめします。
◆セントケア地域密着型サービス空き情報
①看多機 2
②小規模多機能 2
③グループホーム 0
◆武田の食べログ
今週のお店:斎家ラーメン
和歌山県には和歌山市を中心とした和歌山ラーメン、有田市には全国でも有名なラーメン店がありますが意外な場所として御坊市にも美味しいラーメン店がいくつかございます。
今回は斎家(いつきや)ラーメンです。
濃厚でありながらも後味がすっきりとしたとんこつラーメン、しっとりパラパラチャーハン、他にもギョーザなどの一品物も豊富です。
他にもとんこつをベースに魚介系や辛味など何度か通いたくなるお店です。
御坊市湯川町財部70-8
◆おしらせ
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現時点で670ページと、分厚い内容になっております。
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