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社長のひとりごと~𠮟る・注意する~
皆さんこんばんは😊
2021年も早いものであと数日!
皆さん先週末からの寒波に負けてないですかー?😢
とういことで2021年最後の社長のひとりごと行ってみましょう!
今日の社長のひとりごとは
『𠮟る・注意する』
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以前、このコラムで叱ることと怒ることの違いに触れました。
叱るのは「相手への指摘」が目的、怒るのは「自身の感情の発露」が目的という違いです。
相手のためであったとしても、人を叱った経験がないと、なかなか注意するのは抵抗があるかもしれません。相手の感情を逆なでしたくない。嫌われたくない。とにかく言いづらい。行動を起こすまでの葛藤があると思います。
そんな時には、やはり「何のために叱るのか」という目的を明確に持つことだと思います。
ひとつには相手のためですし、それ以上に叱った相手がその言動を是正することによって、その先にいるお客様やサービスにプラスの影響があるからだと思います。
反対に言えば、そこで遠慮して言うべきことを言わないことで、将来お客様やサービスにマイナスの影響が出るということです。
「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」という言葉があります。
「まだ厳しいことは言わなくていいか」という小さな気遣いや遠慮が、その相手が行動を改めないことで、結果として更に悪い影響を及ぼしていく可能性があります。
また、本当に相手のことを考えた時には、厳しい言葉や突き放した行動を伴うこともあるため、情け容赦のない非情な態度と誤解されることもあるかもしれませんが、結果としてその相手が行動を改めてくだされば、指摘を受けた本人も、その人と関わる周囲の人たちにも良い影響を及ぼしていきます。
本当の優しさは大善にこそ含まれています。
きちんと目的をもって向き合っていけば、厳しい言葉もつまりは相手のためですから、受け止めてもらえるはずです。
ただし、「言っていることは分かるけど、お前には言われたくないよ」と思われてはダメですよね。
かつての上司である小宮一慶さんに言われた言葉があります。
「部下が自分と同じことをやっても許せるかどうか」
その許せないことを自分がやっていたとしたら、部下を叱る資格は自分にはないと捉えて、まずは自らの行動をあらためないといけないですよね。
人を叱るには勇気や覚悟も必要ですが、まずは人のことを注意できるほど自分自身に「言っていることとやっていることの一貫性」があるかどうか。
周囲の人たちは上司の行動をよく見ています。
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今日の社長のひとりごとはいかがでしたか?
「あなたには言われたくない」
そう思われないか人の振り見て我が振り直せですね😉