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「ダメな自分」を大好きになる考え方

こんにちは、
才能コーチング研究所の神崎です。

大人になるにつれて、学校や社会に出ていったときに、他人と比べたり、上手くいかないことがあったりすることで、

多かれ少なかれ、誰しも「自分ってダメだな」なんて思った経験があるのではないでしょうか?

そして、世間一般では、
「ダメな自分」を克服するために、目標を設定して、頑張って行動して、人に認めてもらえるような結果を出さなければいけない。

そのような価値観も多いように思います。

しかし、「ダメな自分」をなんとかしようとして、頑張っても上手くいかず、

「なんで自分は、上手くできないんだろう」と
ますます自己嫌悪に陥ってしまうことってありませんか??(笑)

僕自身、過去にはそのような思考パターンにハマっている時がありましたし、同じように感じる方も多いんじゃないかなと思います^^

そんな中、今日、僕が皆さんにご提案したいのは、今までの発想のように、「ダメな自分」をなんとか変えようとするのではなく、

「ダメな自分」を積極的に
大好きになっていくことです。

「いやいや、ダメな自分なんて、
とても好きになれないです!」
そう思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

ほんの少し考え方を変えるだけ、
しかも、非常に簡単で「自然な考え方」を取り入れるだけですので、
この先ももう少しお付き合いください^^

実は、「ダメな自分」さえも大好きになることで、もっと深く自分を認めることができますし、

今ここにある全ての「喜び」や「感謝」を感じながら、他人とも深く繋がることができるようになる、そんな素晴らしい世界が広がっていくのです^^

「悩んでいる自分」も、そのままでOK

僕たちは、普通、
「うまくいっている時の自分」や、
「心地よさを感じている自分」でいる時ほど、
「自分らしさ」を感じることができ、自分のことを大好きに思えます。

一方で、
今までやったことがないことにチャレンジした時や、新しい環境に身を置いた時などには、

「不慣れでぎこちない自分」
「上手くできなくて悩んでいる自分」
と直面することになります。

そのような状況で、
自分を認めることができず、
「やっぱり自分はダメだな」と自分を否定してしまタイプの方もいらっしゃると思います。

しかし、
「ぎこちなくて失敗する経験」
「うまくできなくて悩む経験」というのも、
人生の中で大切な経験であり、それがあるからこそ、人間は成長できるのです。

そう考えると、悩んでる自分、ぎこちない自分も、大きな意味での「自分らしさ」=「自分の人生」の一部であり、決して否定するものではありません。

逆に考えてみると、
何か新しいことをチャレンジしてやってみる時に、不慣れでぎこちなくなることって、当たり前で、それこそが「自然」なことだと思いませんか?

やったことがないことにチャレンジする時に、最初からスムーズに、完璧にできることなんてないと思います。逆に、そんな期待の方が、「不自然」ではないでしょうか??(笑)

自然の中の植物や動物など見ても、必ず成長プロセスがあります。成長プロセスがあるということは、「未熟」から「成熟」への変化があることです。

植物の未熟な新芽の状態を見て、誰もダメとは思わないですよね??(笑)

全ては、花が咲き、実をつけるまでのプロセスですから、途中の未熟な状態を何も問題視することもありません。

このように、自然の在り様には、「良い悪いのジャッジ」がありません。

自然には、どんなもの、どんな状態にも、それぞれの個性があって「全てがOK」という多様性があるだけです。

つまり、僕たち自身についても「自然な考え方」を取り入れると、悩んでいる自分も、ぎこちない自分も、

今必要な成長プロセスを辿っているだけなので、そのままで「全部OK」といえるのです。

僕たち人間も、自然の一部なので、「自然の在り方」を学ぶことで、

それこそ自然に、自分らしく生きられますし、「自分がダメだ」という否定的な考え方は、ただのカンチガイ(思い込み)だと、気づくことができるのです。

未熟な自分は可愛い!!

「上手くできない自分」「失敗する自分」がダメだと思う心理って、人間なら誰しもあるものだと思うんです。

でも、子供を見てください。

小さな子供って、上手くできないことだらけなんです。そんな様子を見て、「ダメな人間!」なんて思わないですよね??(笑)

小さな子供って、
めっちゃ可愛いじゃないですか?

なんで可愛いかというと、
未熟だから可愛いと思うんです。

色々なことが上手く出来ないから、
ぎこちないから、辿々しいから、
そんな中で一生懸命やろうとするから、
だから、可愛いんだと思うんです^^

逆に、何でも完璧にできるような大人びた子供だったら、「あんまり可愛げがないなぁ」なんて思うんじゃないでしょうか??(笑)

なので、僕はコーチングなどで、失敗で自分を責めがちな人には、
「未熟さは、可愛げだよ」なんて話をします。

さらに、これはよく言われることですが、
未熟さは、「成長の伸び代が満点」ということでもあるので、これからの未来の可能性に目を向けるだけで、楽しみな気持ちにもなってきます。

未熟さを認めることで、人と繋がれる

僕たち人間は、誰しも決して完璧な存在ではありません。不完全で未熟で、足りないところのある存在です。

だからこそ、
互いに助け合って生きていくのです。

そんな時、自分の未熟さや、弱さを認めている人は、同じように未熟さや弱さのある他者の気持ちに寄り添うことができ、優しく手を差し伸べることができます。

そうすることで、
そこに愛と感謝のエネルギーが流れ、
人と人が深く繋がることができるのです。

僕たち人間は「未熟同士」だから、
つながり合うのだと思うのです。

もし、一人でなんでも完璧にできる方ような人がいたとしたら、その完璧さ故に、人に助けてもらうことや、感謝する経験がないかもしれません。

また、そういう経験のない、何でも完璧にできてしまう人は、ひょっとしたら、少し傲慢になってしまったり、孤独になってしまうんじゃないかなとも思います。それってすごく寂しいことだと思うんです。

「未熟さ」によって、人と繋がり、愛と感謝を感じることができるんだ、と思えたら、今の未熟な自分も「素敵なことだな」と思えて、人生が少し軽やかになっていく気がしませんか??

自分にどんな言葉をかけていますか?

それでは、まとめです。
「未熟さは可愛げ」であり、「未来の可能性の楽しみ」と説明してきました。

小さい子供たちを見れば、
自然とそう思えますよね?

子供に対してそう思うように、ぜひ自分自身に対しても、そう思ってあげてください。

「できない自分はダメ」じゃなくて、

「未熟な自分は、可愛い!」
「私って伸びしろ満点!」

ぜひ、そんな言葉を自分に言ってあげてください。

たとえ最初は、本心でそう思えなかったとしても、何回も繰り返し、優しい言葉をかけてあげてるうちに、

少なくとも、自分を責めてしまうパターンから抜け出すことができるようになります。

バカバカしいかもしれませんが、「未熟な自分が可愛い」って言い続けていたら、逆に、自分をダメ出しすること自体が、バカバカしく思えてきます(笑)

そうすると、きっといつの間にか、自己否定のクセがなくなって、人生が軽やかになり、自分の可能性が大きく自由に広がっていくのを感じられると思います^^

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

才能コーチング研究所では、より自分らしく自然体で、豊かな人間関係や、心から望む人生を創っていく智慧を発信しています。

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この記事は、下のYoutube動画の内容を補足し文章化したものです。

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