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【短歌日記】2022年1月15日(土曜日)

携帯の充電外し湯たんぽの熱持つまでをしんしんと夜


このところ、私が住む静岡県内も厳しい寒さが続いています。
あまりに寒いので、年明けに大急ぎで蓄熱式の湯たんぽを買いました。

それまでスマホの充電器が占拠していたコンセントに、
湯たんぽの充電器を差し込んでスタンバイ。
湯たんぽが熱を持つまでの間、夜はしんしんと冷えていくという歌を詠みました。

足を温めるというのは身体にも良い効果があるのでしょうか。
子どもの頃は、母が熱々の湯を入れた金属製の湯たんぽを
タオルに包んでお布団に入れておいてくれました。
発熱した時は、ヨモギやユキノシタを煎じたものを足に貼り付けられ、
タオルで包んで眠りました。
母の民間療法だったと思います。


嫁いで初めて分かったことですが、
静岡県の小中学校の教室にはストーブがない!
長野県育ちの私は、冬にストーブも暖房もない教室が信じられず、
わが子に毎日カイロを持たせていました。
教室は子どもたちが発する熱で、きっとほんのり暖かかったのでしょうね。

世の中がざわついている今だからこそ、マスク、うがい、手洗いと同時に、
身体を温めて免疫力を高め、まずは自分を守りたいものです。
みなさんも、どうぞ温かくしてお過ごしください。


コーヒー歌人とは
毎日仕事でコーヒーを淹れています。ハンドドリップでコーヒーを淹れる間に1首詠む人になることを目指して修行中。

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彩美 saimi
亡父の詩集を改めて本にしてあげたいと思って色々やっています。楽しみながら、でも、私の活動が誰かの役に立つものでありたいと願って日々、奮闘しています。