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国立新美術館「CLAMP展」ほか

繁忙期なのですが、隙間をぬってミュージアムに行ってきました…!今回は3つ紹介します〜


国立新美術館「CLAMP展」

私に取ってのCLAMPの作品というと、「カードキャプターさくら」シリーズ(クリアカード編は未履修ですが)と「xxxHOLIC」、「こばと。」がアニメで全部見たことがあるもので、「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」がマンガで全編読んだことがあるものです。熱心なファンほど熱心ではないけれど、せっかくなら原画を見てみたい!ということで行ってきました

CLAMPのサイン!

自分の知っている場面が展示されていると嬉しくなってしまいますよね〜 筆記の痕跡を見ていると、ああ確かにこの世界は人の手によって生み出されたんだ、それを生み出せる人がいるんだな、と感動します

ひとの手によって生み出されているんだなあ、としみじみ

展示の仕方も結構凝っていて、知っている作品はもちろん、知らない作品も楽しく見られました

展示が可愛い


三井記念美術館「五感であじわう日本の美術」展

入口

一度は行きたい美術館に、ようやく行けました…!特別展をやっているタイミングでしか入れないんですよね

美術館に入るまでのエレベーターとか、展示室の内装とか、至る所に往時の高級デパートの雰囲気を感じ取ることができます

階の表示がレトロ…!

展示は、タイトルにもあるように、様々な美術品を見ながら、その味や手触りや音などを想像するというコンセプトで作られています。モノそのものの素晴らしさがわからないと美術は楽しめないということは全然ないんですよね

まるで本物。味までしてきそう

そろそろ美術館に入ろうかな〜というタイミングで、美術館から出てきたおばさま、私に優待券をくださってありがとうございました…!おかげさまで、楽しい美術鑑賞がもっと楽しくなりました…!


国立西洋美術館「内藤コレクション 写本: いとも優雅なる中世の小宇宙」展

夜間開館のタイミングで行った

数年前、国立西洋美術館の常設展の中の企画展みたいなもので初めて目にした写本零葉。その美しさに心を躍らせたことをよく覚えています。この展示では、まとまって寄贈された写本零葉をたくさん見ることができます。1点1点が本当に美しく、こんな細かい線で美しい模様をよく描いたな、と感嘆せずにはいられません。中世における本の価値が視覚的によくわかります。所有することが一種のステータスになるのは当然ですね…

サーノ・ディ・ピエトロ周辺の画家に帰属(彩色)《ミサ典礼書零葉》
上が全体を撮ったもの、下が左下を拡大して撮ったもの。
写真だと、大きさに対する線の細かさがイマイチ伝わらない…

会場には写本の描かれ方のルールのようなものも紹介されています。それを踏まえて見ると、新しい見方ができるのが面白いですし、何よりこういうことを知ることができるのが展示の醍醐味ですよね


夏の疲労、恐るべし…という感じですが、仕事で忙しくても、自分の内側を支えている興味は失わないようにしていきたいですね

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