自分の身の丈を超えた生き方をすること
さて、
自分らしく生きるということはどういうことでしょうか。
「どのようにありたいか」という理想がありますが、
時に「自分の限界」を勝手に設定してしまうこと
に気付きました。
『自分の身の程を知って、
自分の身の丈にあった生き方をすること』が
自分らしく生きることだと定義してしまったようです。
しかし、この定義は
自分を変え難くし、変化を遂げることが難しい
という考えに繋がります。
就活のことを考えるときに、
『過去の自分から今の自分を知り、未来を予測する』という方法をとることがあります。これも大事だとは思います。
しかし、
「過去に起こったことで今の自分がある」
と思い込みすぎている気がします。
過去は過ぎ去って変えることはできないのに、
それで未来が決めてしまっていると思うと、
生きる意味がしぼんでいく感覚が私にはあります。
高校生のときは、学校と部活がある日以外は
家にずっといるようなタイプでした。
挑戦したいこともありましたが、
「自分はできないかも」と思って諦めたりしていました
(ダンス部に興味があったけど、
あんなキラキラした部活は無理だと思っていました)。
とにかく真面目に勉強と部活をして、
いい大学に行って、
看護師になれば人生安泰だと思っていました。
自分のことを保守的で安定志向だと。
しかし、
大学で実家を離れ、
従妹と話す機会が増えたり、
読書をする中で、自分の中で理想が変わっていきました。
その結果、
10年以上気になっていたボクシングを習ったり、
留学に行ったり、留学中に他の国に行ったりしました。
そして今では新しい経験が大好きになりました。
過去の経験から「私は安定志向だ」と信じすぎていたら、
できなかった経験だと思います。
この経験から学んだのは、
過去の自分が現在の自分を縛る必要はないということです。
確かに過去の経験は大切で、
それが今の自分を形作る一部であることは否定できません。
しかし、それを理由に未来の可能性を狭めることは
避けたいと思うようになりました。
よく私のおばあちゃんが
「フロンティア精神を持って行動することが大事だ」
と話してくれます。
自分の限界を決めつけず、
常に新しいことに挑戦することで、
本当の意味での成長が得られるのだと感じています。
『自分らしく生きることは、
自分の身の丈を超えた生き方をすること』
だと今は確信しています。