ゲーム制作のきっかけ②
サイコロ塾の処女作となるゲームの名前は、
「バナナはおやつに入りますか?」
と言います。
ゲーム内容を一言で言うと、
「駄菓子屋で財布の中身が溢れないように、
釣り銭を調整しながらやりくりしておやつを買うゲーム」
です。
と、ここまでは前回のnoteでも書いたとおりです。
大事なことなので何回も。
さて、ゲーム制作のきっかけの2つ目ですが、
あれはいつのときだったか、
本業である教育関連のことで何かを調べていた時、
たまたまその年の「全国学力調査」の問題を目にしました。
「さんすう」の問題で、
おつりをテーマにした問題があったんですね。
単純な引き算ではなくて、
手持ちのお金の種類によってどういうふうな出し方が
できるか、ということを考えさせる問題。
おおっ、これは、こんなことが問題になるんだ、
という驚きと同時にこれはゲームにできそうだ、と。
いろいろ調べていくと、
どうやら「おつり算」というものがあるらしく、
自然に自分がやっていたことではあったのだけど、
今の子どもたちにも知ってやってもらえたらいいな、
と思ったのでした。
それも、ゲームの中で。
(キャッシュレスのこの時代に、
もしかしたらもう必要のない考え方なのかもしれませんが)
そんなこんなで「おつり算」をシステムとして採用して、
なんとかゲームに仕立てようと考えたところから
制作がスタートしました。
今回は最後に1つ問題を。
「300円をもっています。
170円のやきそばパンを書いました。
おつりはいくらでしょう?」