通勤は阪急電車神戸線だ。 春になるとこれでもかこれでもか線路沿いの桜たちが朝の寝ぼけた目に飛び込んでくる。 桜たちは電車の窓ギリギリのところでまで腕を伸ばし咲き誇っている。 朝の白っぽい光に照らされて迫力満点。 電車が橋を渡る時は、川の土手を見て欲しい。そこにもまた桜が咲いてる。 この季節にしか気づかない桜。 車窓は桜探し大会の様相を呈している。 桜たちは新入生を迎える上級生の両腕のアーチ。新入生を乗せて走り抜けるマルーン色の阪急電車を迎えてくれている。 口を半開き
家の窓からの景色が見渡す限り田んぼの田舎で生まれた私は、幼稚園は自分の町ではなく、ちょっと都会(あくまでも当社比、今から思うと全然都会でも無かった)の隣町のカトリック系幼稚園に送迎バスで通ってました。 幼稚園の園長先生はシスター、と呼ばれる女性でした。頭から垂らした布が一瞬長い髪に見える帽子のようなものを頭にピンで数カ所きちっと留めて、化粧気は無し。足元まであるたっぷりとした長いスカート。最初は不思議な人に見えました。シスターは園児と直接生活で関わるわけでは無いけれどいつも穏
はじめまして。 関西在住のさいこと申します。 会社員しながら平日夜と土日はコーチとしてセッションをしたり、所属しているコーチング団体でコーチング講座アシスタントをしています。 コロナ前の2年前、半年間月一回土日泊まりで、東京のコーチング講座に通っていました。在宅勤務もフレックスも無いタイミングでの学びは、心身キツいことも多かったですが、それ以上に得るものがいっぱいありました。 昨年コーチとしての自己紹介を作成する機会をいただきました。その時に何故私はコーチングに惹かれるの