エッセイ┊ひねくれるにはきっと理由がある
私はときどき「ひねくれてたなぁ」と思うことがある。
ひねくれてたなぁと思ったことを、過去のことだがパッと思いついたところから書いてみる。
読んでいて楽しいかは分からないが、「あるある」「なんでそうなる?」「もっと素直になりなさいな」等、さまざまな感情が浮かんでもらえれば幸いです。
世間的に大ブレイクしているシリーズを、リアルタイムで見ない。
(例:エヴァ、鬼滅の刃など。パイレーツ・オブ・カリビアンなんかもそうだった。)結局、追いかけて後から全部見るんだけどね!
思い出すエピソードは、大学の時にエヴァンゲリオンシリーズを見てない私にかけた友人の一言。
「エヴァを見てないなんて非国民だよ!」
(有名なフレーズですね、今ならネタとしてさらっと流せます)
楽しそうにエヴァを語る友人の話を聞いて、見てみようと言う気持ちになったところ、この一言で完全に冷めてしまった。
有名なアニメなのに観てない自分が恥ずかしくなってしまったのと、あたかも標準に立っていないとダメかのように感じてしまい、ひねくれてたので「見るもんか」と決意した。
「みんながしているからしなきゃ」と言う同調圧力がずっと苦手だった。
作品に罪はないのに、しばらくエヴァというエヴァを片っ端から避けていた。
流行っているものに思考停止で飛びつくのがカッコワルイと思っているのもある。そんなことないのにね。今では「えーなにそれーちょっとだけ見てみよう」と言う気持ちになる方が多いかも。
エヴァは劇場版を前情報なしに映画館で観た。とても面白かったし過去作も観た。鬼滅の刃は、時々テレビでやってたら総集編を見ている。話は私には正直合わなかった。
流行っているものには、流行っている「理由」がある。
それが自分にヒットしなくても、試さずに否定することだけはしまいと心に決めている。
それでいうと思い出したのが、PCについてのエピソード。
大学生のころPCは「Macbook」を使うクラスメイトが多かったのに対し、私は4年間「Windows」ユーザーを貫いた。
デザイン系の学校はMacを使う人が多い。共用PCも全てMacだ。
私がWindowsを使っていた理由は
・純粋にWindowsが好きだから(98、XPを愛する)
・フリーソフト、好きなゲームが遊べるから(Macではできないものがある)
・苦手な友人に「Winダサい、Mac使いなよ」と言われたから(!)
もうこれが「私の大好きなWinちゃんをなんでダサいっていうの!涙 確かにプロダクトはMacよりダサいかもしれないけど・・・(小声)」となり、その後「Mac=その友人の一言」が付き纏うようになった。
辛口だが10年経って思うに、その友人はMacのPCを持ってカッコよくデザインしている自分に酔っていたかのように感じる。Macで作ったからってカッコいいわけじゃないぞ。
しかし現在、わたしはこのnoteをMacbookで綴っている。
Macbook最高!薄っぺらいし持ち運びしやすいし、iPadとの組み合わせて作業しやすい!バッテリーの持ちがいい。
でもWindowsのPCも好き。だから私は両方を持つことにした。
あのとき、どうして素直にエヴァを見なかったんだろう。Macbookを使わなかったんだろう。意地にならなくていいのに。
この2つのエピソードはどちらも10年前の話だが、友人らへの恨みはありません。
ただ純粋に「大人になったねえ、わたし」と自分によしよししながら、供養として書いてみたテーマでした。
他にも書きたいひねくれエピソード。これは全部最近のもの。
ノマドワーカー、アドレスホッパーですか?と言う問いかけに苦笑いで「違います」と答える
「ていねいな暮らし」に憧れるけど、雑な暮らしの方が楽だと思う
「ミニマリスト」に永遠に憧れるけど、収集家の自分も好き
こどもが欲しいけど、欲しくない。
同じようなことを思っている人、いるんじゃないかなあ。
また気持ちを供養したいと思ったら、書いてみたいと思う。
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