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#ウーリー秋の創作活動【ウーリーと黒い獣たち】まとめ記事 2024/10/8更新

脳の老化が原因で物語が追えません。


こんにちは。
彩夏です。


秋の創作活動
【ウーリーと黒い獣たち】


今までの作品はこちらのマガジンをご参考に
 ↓


現在19作品がマガジンに登録されています。
これから参加してみようかなという方のために、一度ざっくり総まとめをしてみようと思います。



天才クリエイター
sou.さんが描いたキャラ像
更に妄想膨らむこと間違いなし‼️
有料級のイラスト、ご堪能ください。


【ウーリーと黒い獣たち】

あらすじ(※たたき台として)

繋がりを感じて幸せに暮す民たちの国『ターリキィ王国』 
 あるとき、アクーン王が鼠径部に違和感を感じて病に伏した。 
それからというもの、ターリキィの国は日照りが続き、
主食として大切に栽培されていた バナンナも実をつけなくなった。
人々の暮しに暗雲が立ち込める。
 
 このままでは国が危ういと、賢者たちが知恵を出し合って導いたのが 
『この国の波動を取り戻す』という打開策。 
 そのためには国の中から勇者を探し出すこと。

 そしてその勇者が隣国の王ゲーンと手を結び、
闇を支配する女王ルボンから インヨーと呼ばれる波動調整の神器を
手に入れることだった。

 国の命により選ばれし勇者ウーリー。 わずかに残っていたバナンナの実を携えて旅立つ。 
果たして彼の行方にはどんなコメディが待ち受けるのか⁉


私の様に若干お年を召した方は老眼鏡と共にどうぞ


ターリキィ国の朝は早い。
ニワトリの鳴き声が響くと同時に、町の広場に面した雑貨屋のおかみが店を開店させながら、誰に話すともなく喋り始める。
『べしゃり屋』のおかみボーチャは町一番の情報屋。この国の知りたいことがあれば、彼女に聞きに行くといい。まったく関係のないことまで教えてくれて、何を聞きたかったのか、もはやわからなくなるくらいたくさん情報をくれる。
ただし、開店はどこより早いが、閉店もどこより早いので日が暮れるまでに行かないといけない。

べしゃり屋の隣は長屋になっていて、その一角にはウーリーという男が住んでいる。彼は『清楚』と啼いて時刻を知らせる鳩時計と、妻カイサーのモノマネ芸で毎朝起こされる。ウーリーは鳩時計の啼き方と、妻の勢いがうっとおしくてたまらない。
「ホンマに清楚な声で起こしてみいや」と呟きながら、しぶしぶ起きて洗面所で顔を洗っていると、娘のリトル・ソーがウーリーの膝をめがけて後ろから突進してくる。
膝カックンされて、まんまと態勢を崩すウーリーパパを見て彼女は実に楽しそうにうひゃひゃと笑う。父親で遊ぶのが大好きな娘だ。
リトル・ソーはもうすぐ七つになる。「パパはいつだって、何とかなるって言うけど、それはやることをちゃんとやってる人のセリフだよ」など、子どもとは思えないシビアなセリフを父親に投げかけたりするような子だが、一方で、未だにターリキィ語が話せない。母親カイサーはそのことに疑問と懸念を抱いている。
※ターリキィ語はこの国に古くから遣われ、民族の繋がりを感じる共通言語だが、昨今使えない若者が増えて来ている。

ウーリーが仕事へ行くために着替えをしていると、外でボーチャとカイサーの話し声が聞こえて来る。二人とも声が大きすぎて、家の前で立ち話していてもそこら中に筒抜けである。

通りから聞こえて来る二人の話は、国王アクーンがここのところ病に伏しているという巷で持ち切りの話題であった。
さらには日照りが続いているのも何かそれと関係があるらしい。そのことで今日の夕刻に三人の賢者が民衆に何かおふれを出すということだ。

ウーリーが仕事を早めに切り上げて広場に向かうと、広場にはすでに情報を聞きつけた民衆で溢れていた。民衆たちをかき分けて中央の噴水の前へ進み出た二人の賢者。
ウーリーたちは息を飲んで賢者たちの言葉を待った。

一人目の賢者は民衆を見渡すと、おもむろに口を開いた。
「ここのところの日照り続きにより、我が国のもっとも重要な食であるバナンナの実が枯れて育たなくなっているのは皆も知るところである。このままでは国の蓄えも近いうちに底をついてしまうだろう。雨を降らすために三人の巫女によって雨乞いの儀式を取り行うこととした」

風、雲、水を司る三人の巫女(ミーラー、フーヤ、ヤーパ)による雨乞いの舞踊が三日三晩行われることとなった。

次に二人目の賢者が言った。
「しかしそれだけでは急場の凌ぎに過ぎず、根本的な問題を解決する必要がある。王アクーンは太陽の守護する元に生まれし存在であり、彼の病はこの国の天気さえも狂わせてしまう。この日照りはアクーン王のエネルギーが弱まっていることが引き起こしているのだ。我らが王のエネルギーを回復させねばならない。そのためにはシュミクトの智慧が必要である」

そのとき、遅れてやって来たのが三人目の賢者シュミクト。土から苦しそうに這い出たミミズの声を聴いていて遅くなったと笑う。
二人の賢者のいるところまで進み出て並ぶと、シュミクトは言った。

「この国の波動が著しく低下していることが王の病を引き起こしている。これは我が国のみならず、じきに隣国にまで悪影響を及ぼしてしまうだろう。早急に両国が手を取り合って、この大難を共に乗り越えるべく、協力を仰ぐ書簡を、ゲーン王宛に送った。
そしてここで、この命を受けて国を救う勇者を選出する。
私の受け取った天啓を今から皆に伝える。それが示すすべての条件に該当する者こそ、選ばれし勇者である」

賢者シュミクトはしばらく目を閉じて何かを唱えた後、再び目を開き、民衆に向けて口を開いた。

「まず第一の条件。勇者の名は頭文字がWの男である」

民衆たちはざわざわと互いを確かめ合う。

「第二の条件。勇者は他者の言葉を丁寧に傾聴する者である」
「そして第三の条件。生まれてこの方、メウボーシの実を口にしたことがない者である」

民衆のざわめきは更に大きくなり、その中からひときわ大きな声があがる。
「その男が誰なんかわかったで!」
べしゃり屋のおかみボッチャの声だった。
「あんたとこの旦那やんか!他におれへん!」
ボッチャは隣でポカンとしているウーリーの妻カイサーの肩を叩いた。

自分の名を呼ばれ、皆から背中を押されて賢者たちの前へ現れたウーリー。

賢者シュミクトはウーリーに近づくと、右手をウーリーの顔の近くへ差し出した。
彼の手には大きなメウボーシの実が握られている。

メウボーシの実は夕焼けの色より赤く、熟すほどにしわしわになる。見た目に反して、それを口にした者は誰でもその顔面が歪めずにいられないほど、非常に酸っぱい実である。

「ちょっと待ってー!何なんー!コワいコワい!」
必死に抗うウーリーは、民衆の男たちに「まあまあ」といなされ、身体を取り押さえられた。
「なあ!オレ、メウボーシがぜったいあかんの知ってるやろ!」
ウーリーは涙目になりながら、妻カイサーに懇願の視線を送るが
「ごっつあんです!」
カイサーはノリノリで、ウーリーに親指を立てて叫んだ。

「ちゃうやーん!オレ、やるとかまだ何もゆうてへんやーん!」
泣きっ面で叫ぶウーリーの口に、賢者シュミテクトは半笑いでメウボーシの真っ赤な実を押し込んだ。

鍵となる部分は太字.…
になってると思う。多分。


ここまでが、当初のプロットです。
その後誕生したスピンオフなどを交え、記事にしてみます。


ウーリー

ヘタレだけれど心優しい主人公ウーリーの物語

清楚だと思っていたらnot清楚だった妻カイサーと、愛娘リトルソーとの穏やかな生活から、突然勇者として旅立つことになってしまったウーリー。
そして思いもよらない出生の秘密が.…
not妄想だったウーリーの処女作(🍒作)。


アクーン王

勇者ウーリーの父、アクーン王の物語
ウーリーは、アクーン王とルボン王女の息子であるという、まさかな生い立ちや、ウーリーの幼少期、どうして家族はバラバラになってしまったのかというお話が含まれています。


ルボン王女

勇者ウーリーの母、ルボン王女の物語
ウーリーの母ルボン王女。
我が子を奪われた悲しみや、リケーン王国の高度成長の理由。
ルボン王女は果たしてウーリーに再会することができるのか.…
物語の進展のヒントが散りばめられています。


カイサー

勇者ウーリーの妻、カイサーの物語
清楚にちがいないと、ウーリーの育ての母「ラブコ」に見初められ妻となったのに、実はノット清楚だったというお話。
ごっつあんです!!


ボーチャ

ウーリーの隣人『べしゃり屋』のおかみボーチャの物語
違法スレッスレの商売をしているボーチャ。
情報屋として今後色んなカタチで登場するとか、しないとか。
目を離せない存在です。


ラブコ

ウーリー育ての親『ラブコ』のお話
ルボン王女と離れ離れになってしまったウーリーを救ったラブコ。
愛しの我が子『ユッキー』『キッキー』と同様、ウーリーを育て上げたマザーテレサのような存在。
ん?だけど、秘密たっぷり含まれてない?


ユッキー

ラブコの愛娘『ユッキー』の物語
ウーリーとの出会い、そして姉弟として心を通わせた日々の物語。
カイサーと共にノット清楚として生きている、居酒屋経営者。
フジオカさんへの愛がハンパないのに、コロッと賢者たちに傾きます。


賢者シュミクト

ターリキィ王国の賢者『賢者シュミクト』がここまでをまとめたプロット
ターリキィ王国の大難を乗り越えるべく、ウーリーを勇者として目覚めさせるため半笑いでメウボーシの真っ赤な実を口にツッコむサイコパス。
Chat GPTを駆使し、物語を展開していく天才。
スピンオフが増えまくる中、Chat GPTと共に前進してくれます。
ナイスシュ!!

シュミクトによる
#レッツウーリー  Chat GPT
9/13更新しました

ウーリーは突然勇者に選ばれたことで困惑しつつも、少しずつ自分の役割を受け入れ始めていた。フェアリー・ケイに肩を叩かれ、「大丈夫よ、ウーリー」と励まされても、彼の胸の奥には不安が根強く残っていた。そんな中、メウボーシの実を食べて目覚めた新しい能力が彼をさらに悩ませていた。その能力は、周囲の音を異常に敏感に感じ取り、さらには自分が言いたくないことまで口走ってしまうというものだった。発動している間、ウーリーの体は不気味な光を放つ。警護としてついてきたブラックシーホ、ブラックゼリ、ブラックトッシー、ブラックオネタとの対話には成功したが、彼らが要求する報酬が非常に高額で、ウーリーの頭を悩ませていた。


その一方で、シーホたちはリケーン国営工場での労働に不満を抱いていた。正規雇用でありながら、自分たちが何を生産しているかも理解せず、給料が安い、待遇が悪いと文句ばかり。だが彼らだけでなく、リケーン国の民全体が愚痴や不満を常に口にしていた。この国は闇のエネルギーを基盤とし、不満や悪口がエネルギー源となっていた。そのため、シーホたちがいくら工場を「ブラック」と呼ぼうと、リケーン国は潰れることがないどころか、逆にその暗いエネルギーで繁栄していた。


「シーホたちが、知らぬ間に息子のウーリーの警護に就いたとは、なんとも愉快な話だ」と、リケーンの女王ルボンは皮肉めいた笑みを浮かべた。ルボンはかつてターリキィ国から愛する者たちを奪われたことで、怒りと悲しみの中、闇の支配者として君臨することを選んだ。彼女の夫アクーン王は太陽の守護を受けて生まれた存在であったが、そのエネルギーを弱めるためにルボンはディセンション次元降下を施し、アクーンを弱体化させていた。それが鼠頸部に現れた症状の原因だった。


ルボンはウーリーの成長とターリキィ国の状況を密かに見守りながら、いつの日か復讐を果たす時を待ち続けていた。彼女は、アクーンを完全に失脚させ、ターリキィ国を滅ぼすための計画を進めていた。ウーリーがどんな勇者としての旅を始めようと、ルボンには関係ないように見えたが、実はウーリーこそが彼女の計画の核心だった。


一方、ウーリーは旅の中で次第にシーホたちとの絆を深めていた。彼らは無愛想で口が悪く、常に文句を言っていたが、いざという時には頼れる存在だった。しかし、シーホたちはルボンの手先であることをウーリーは知らなかった。彼が真に信頼できる仲間は誰なのか、彼自身もまだはっきりとは分かっていなかった。


そんな中、リケーン国からの刺客がウーリーの前に現れた。それはルボンの命を受けた使者だった。「ターリキィ国の勇者よ、ルボン様があなたに伝えたいことがある」と、その使者は冷たい声で言った。ウーリーは困惑し、フェアリー・ケイが「危険よ、ウーリー!」と叫んだが、使者は続けた。「ルボン様はあなたの真の母親であり、あなたは彼女の復讐のために存在しているのだ」と。


その言葉にウーリーは衝撃を受けた。自分がターリキィ国の英雄として選ばれたのは、母ルボンの復讐の駒として利用されていたからなのか?彼は思わず後ずさりし、心の中で葛藤が渦巻いた。しかし、彼の中で何かが変わり始めていた。ウーリーはその場で立ち止まり、深呼吸をした。


「たとえそうだとしても、僕は僕だ」とウーリーはつぶやいた。彼はフェアリー・ケイを肩から下ろし、ブラックシーホたちに向き直った。「僕は誰の手駒にもならない。僕が守るべきはターリキィ国の人々だ」


その瞬間、ウーリーの体が再び光を放ち始めた。メウボーシの能力が再び発動し、彼は自分の中に眠る力を感じた。シーホたちも驚いた様子で彼を見つめていたが、やがて静かにうなずいた。彼らもまた、ウーリーの決意を認めざるを得なかったのだ。


「行くぞ、みんな」とウーリーは決然と声を上げた。ルボンとの対決は避けられない。だが、彼はもう迷ってはいなかった。


こうして、ウーリーは再び旅路を進み始めた。背後にはまだ謎が多く、母ルボンとの対決が待ち受けている。しかし、彼は自分の道を選び、その先にある真実を見つけ出そうと決意していた。ターリキィ国とリケーン国、そして家族の絆が絡み合う運命の物語は、ここからさらに複雑さを増しながらも、ウーリーの手で新たな章を切り開こうとしていた。

ウメボーシ、タネタネ
めっちゃ面白いけど一応訂正しました


ブラックシーホ

隣国のゲーン王に会うためターリキィ王国を出発するウーリーの警護を任されたヒヤトラーズ『ブラックシーホ』のお話

ウーリーが得る栄光の分け前を期待し、日雇いでウーリーを警護する。
本業はリケーン王国でルボン王女の元、波DO水の原料を作っている。
カイサーがボーチャから購入させられた、DO教のトゥボにも関わっているとか、いないとか。


ブラックゼリ

ウーリーの警護を任されたヒヤトラーズ『ブラックゼリ』のお話

フェアリーケイは実はスピード狂?!
なんてこったパンナコッタ。
フェアリーケイと共にウーリー警護に出発するヒヤトラーズ。前途多難なスタートにワクドキです。


フェアリーケイ

ルボン王女に助言する『フェアリーケイ』のお話
読む人によって内容が変わる光るnoteをルボン王女に託すフェアリーケイ。そのnoteはラブコも持っているが.…
雨をもたらす七色の丸い種。
ルボン王女はカイサーに届けるのでしょうか。


ヤーパ、ミーラ、フーヤ

日照りが続くターリキィ王国のために雨乞いの儀式を行う巫女たち『ヤーパ、ミーラ、フーヤ』のお話
高校時代の同級生の3人。
雨乞いの儀式は重要な任務なのに、なかなかステップが合いません。
土砂降り希望です。


ゲーン王

ウーリーの出発をいまかいまかと待つ『ゲーン王』のお話
そろそろゲーン王が覗き見の罪で逮捕されるかもしれないので、ウーリーはとっとと出発してください。
にしても、ネッコのセイちゃんかわゆすね~🐈


コチョリー

劇団コチョザップ座に所属『コチョリー』のお話
実はゲーン王と深いつながりをもつコチョリー。
3人の巫女に接近したのはゲーン王の頼みでもあったようです。
そしてコチョリーもボーチャから探りを入れられてます。


ゴーショー

ショウナーン王国の流れ商人『ゴーショー』のお話
ルボン王女に命じられターリキィ王国に流れ商人として潜入したゴーショー。ウーリーとの突然の接近に驚きつつも任務を全し、ルボン王女に重要文書をまとめるゴーショー。スパイ能力高しです。
すべてのスピンオフをわかりやすくまとめて頂いています。


最終話ストーリー達

集大成のお話達。


以上!!!
少しは整理になったでしょうか?



創作の秋をみなさんで楽しみましょう。
どなたでも参加可能です。
自らを登場人物にして、ご自由にお楽しみください。


#ウーリー


こちらをハッシュタグにして頂ければ、うりもさんがマガジンに登録してくれます。


それでは。
最後までお読み頂きありがとうございます。
ばいなら

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