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ガサツな友人達

50歳になると、深夜帰宅は大ダメージ。


こんにちは。
彩夏です。


木曜日。
いつもの友人5人組のLINEグループトークから通知がきた。


「金曜日、地元に帰るのでバタコんちに集合しませんか?」


50歳目前に突然結婚発表し、京都に移り住んだ友人わーちゃんが帰省してきたからだ。


バタコのお義母さんは小料理屋をしていて、私たち友人が集まるときは、ちょっとしたツマミを準備してくれ、あとは持ち込みで自由にお店を使ってと言ってくれる。


だいたいドレスコードがあり
《自分史上、最高にダサいコーディネート》
《緑色のみ》
《常夏な装い》
《キャラ設定した装い》など

良く言えばコスプレ5人組。
悪く言えば、頭おかしい5人組。


そんな日常ではありえない格好でよく集合していたけれど、ここ数年、疫病蔓延のため容易に集合することができず、そのままドレスコードは廃止となっている。


突然のお誘いだったけれど、次回、わーちゃん1人の帰省はいつかわからない。
それに私はどうしてもわーちゃんに聞いてもらいたい話があったのだ。


わーちゃんは20代の頃、1年間イギリスに留学をしていた。


先月の中頃から、娘の「日本に帰りたい」という気持ちが強くなり、本当に大変だった。
娘も友人にはそんな気持ちを相談しにくいという事もあり、とにかく私に「帰りたい」を連呼するようになっていた。


本当に色んなことがあった。
だから後日記事にして、私の備忘録に残そうと思う。


今、なんとなく第一関門を越えた気がするので、少し私の気持ちは落ち着いているけれど、わーちゃんに留学の間の気持ちを聞いてみたかった。


ホームシックはなかった?
どうやって乗り越えた?
その時、ご両親はどんな対応だった?


わーちゃんと娘は時代も違うし、性格もちがうけれど、とにかく誰かに聞いてもらいたかった。


友人達は娘を小さい時から知っている。
だから、今の娘の様子を聞いてもらった。

最後に私は

私と◯◯はきっと共依存きょういぞんしてしまってる

そう真面目に言った。
至極、真面目に。
真剣顔で。


しばらくの沈黙のあと…

アホちゃうん!!!
(;゚;ж;゚; )(*ノ∀゚)(* ゚∀゚)(。つ∀≦。)ギャハハ

全員、大爆笑だった。


わかっとんやったら依存すな!
学校でも共依存問題なってたやろ!
本人も乗り越えなアカンってわかってんねん
あんた邪魔してるんやん!
親のあんたがしっかりしいや!
オモロすぎるやろ、どんだけ弱いねん!


大丈夫や!
あんたの子やねんから!


そう。
私の友人達は、いつもこうやってガサツに励ましてくれる。
言葉も選ばない。
ときにカサブタも剥がされるけど。
人の繊細な心を踏みにじるけど。


「なんだかな…」
そう思いながらも、元気が出た。
ありがとう。
ガサツな友人達よ。


その後、仕事について話をしていた。


友人のうち1人は、新生児特別養子縁組に携わる仕事をしている。
大変な仕事だけれど、本人はやり甲斐のある仕事だと言っている。


ただ、このまま勤めていてもパートのまま。
正社員として働くための資格がないから。


子供にもお金が必要だし、今後どうしようか悩んでいると言うので
「私みたいに、やり甲斐ないけど正社員か。やり甲斐あるけどパートがええか。って話やな」
そう答えた。


「やり甲斐のあるパートかな」


最後までなんだか気持ちを踏みにじられた
深夜2時。


今日はダラダラ過ごそうと思う。


画像は《へん》さんにお借りしました。
ありがとうございます。

最後までお読み頂きありがとうございます。
よい週末を!!

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