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きっといいことあるよ
20年なんてあっという間ですね。
こんにちは。
彩夏です。
2月9日、肉の日。
もとい、福の日。
娘マルコの誕生日だった。
2022年4月から成年年齢は20歳から18歳に改正されたとはいえ、やっぱり私の気持ちとしては20歳という年齢に特別な思いがある。
マルコは成人式に出席しなかった。
昨年NYで写真撮影をしたことや、何に対してもこだわりが強いマルコは、ヘアメイクや振り袖が何でもいいとはならない。
「振り袖の写真をNYで撮る夢は叶ったから」
その言葉通り受け止めたけれど、もう少し頑張って、成人式に出席させてあげれば良かったかな…
後悔が私の胸の中にシコリとして残っている。
マルコに対してその気持ちを伝えてみたけれど「式典行っても、いつも仲良くしてる子とyeah!って写真撮るだけやん?式典でなくてもいつでもできるし」だとか、「髪の毛の色どうにかせなアカンほうが面倒やん」だとか。
想定内の返事だった。
こうやって私のウジウジはサラッと流す。きっと私がエンドレスにウジウジすることを知っているからなんだと思う。
でも今回、LAに帰ってから時差ボケが酷かったことと、また学校が始まるプレッシャーで軽いホームシックな状態だったマルコ。受け止めるしかない私はずっと励ますのだけれど、マルコは「いつまでも情けなくてごめんなさい」と言った。
一つも情けないことなんてない。
確かに夢や希望があって、アメリカに行くことを決めたのはマルコだけれど、ホームシックに負けて留学を途中で諦める子だっている。家族や日本の友達と離れて、その場所に1人で居続けるだけで充分強いんだということを忘れないで欲しいし、もっと自分に自信を持って欲しい。
マルコがアメリカに帰った次の日、誕生日に届くかどうかわからないけれど、グリーティングカードを送った。今はどこにいても簡単にLINEは繋がるし、何日かかるかわからないエアメールをわざわざ送る必要はないのだけれど、LINEとは違う特別な嬉しさが受け取る側にはある。
期待していなかったグリーティングカード。
奇跡的に誕生日に届いた。
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旅行が大好きな彼女。
これからも色んな場所に行って、私達にその感動を伝えて欲しいと思い、このカードを選んだ。
誕生日おめでとう。マルコ。
きっと今年はいいことがあるよ。
自分は弱くて情けないなんて思う必要はない。誰にも頼ることができないスタートをきって、どんな困難も1人で乗り越えてきたんだから。
まだまだ20歳。
どんな未来だって作っていける。
ずっと応援してるからね。
トップ画は《ちこさん》からお借りしました。
それでは。
最後までお読み頂きありがとうございます。
ばいなら