一通の寒中見舞いが届く。記された文面に茫然とした。太陽のようなあの人が、昨年急逝したという。旦那さんの丁寧な自筆の書を何度も読み返した。窓から眩しい太陽の日が差し込む。知らせるのが遅くてごめんね、びっくりしたでしょ。でも悲しまないでね。そんな風にも思えた。いや、思うことにした。
画像1

いいなと思ったら応援しよう!