ベトナムのお金持ち。
◾️ベトナムでの近所付合い。
・私のベトナムでの長年の習慣は、近所で暮らしている人々、また周辺で働く人たちと目が合えば笑顔もしくはアイコンタクトで挨拶をするようにしている。
・最近、そのうちのひとりベトナム人女性とよくすれ違い、最初は挨拶から始まり、最近では立ち話をする機会も増えていった。
・挨拶をしていくうち互いに「もう少し話をしよう」という事で、私は近所の行きつけのカフェで彼女と会話し珈琲を頂いた。
◾️19歳のベトナム人女性。
・そして私は彼女が19歳という事を初めて知った、また彼女自身の背景を私に話してくれたが、その内容は異次元というかレベルが違いすぎて「全く違う世界に住む人」という印象が色濃く残るエピソードでもあった。
・彼女は高校時代をオランダで迎え、現在はベトナムの大学で薬学を学び、医療系の会社で薬の研究、英語教師等で生計を立てている。5千万円する2LDK高級レジデンスはベトナム人両親からプレゼントされて彼女は知り合いに貸し収入を得て、また4千万円程のドイツ車を所有しているそうだ。
・先日、彼女は仲間と6名ほどでクラブに行き一時を楽しんだが、会計は全て彼女のクレジットカードを使い支払額は50万円を超えた。
◾️異次元に頭が追いつかない。
・聞くところによると、彼女の父はベトナム大手石油会社の中枢メンバーであり、また母は高級ジュエリー会社を経営する、「でも母のプランドは高くて身につける事ができない」と彼女は言った。
・私から見れば、いや誰が見てもかなり甘やかされた生活をしているようだが、彼女が描く将来像は地に足がついたように浮ついてなく、私の19歳の頃とは全く比較にならないほどシッカリしているのだ。
・また彼女は今月末香港に三日間ほど旅行しにいく、その理由を尋ねると以前付き合っていた彼氏がクラブをオープンするので、そのオープニングセレモニーに招待されているという。その彼も彼女と同レベルの生活、境遇の中で暮らしている。
・上述は聞いただけの話でどこまでが本当なのか定かでないが、彼女の浮ついていない様子、人の話を確と汲み取ろうとする眼差し、話す内容から全てが事実と私は感じた。同時にベトナムのお金持ちはレベルが違いすぎる、ということを改めて認識している。