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ジョブホッピングは当たり前。

■最近のベトナムNEWS、「ポスト中国で拡大するベトナム投資も懸念材料は熟練技術者不足とインフラが足枷となる」。
・グローバル企業は中国で部品や商品を生産し需要がある国へ輸出する従来のビジネススキームから脱却もしくは中国依存度が高まり過ぎないようバランスを取る。
・もし中国での事業が政治的、地政学的、自然災害等により生産がストップする可能性もある、企業は生産を滞りなく進められるようリスクを避けることから、「チャイナプラス」、「ポスト中国」という言葉が生まれた。

■アジア企業がベトナムで活躍。
・随分と前からベトナムはポスト中国と言われ、今では多くの日本、韓国、中国、台湾、シンガポール等の企業がベトナムでビジネスを展開する。
・グローバルサプライチェーンの視点から米国もベトナムを重要国と位置付ける。

■優秀な人材は豊富。
・衣料品や電子部品の製造においてベトナムの優秀な人材は豊富だが、冒頭に記述した通り生産における熟練技術者不足、脆弱なインフラ等がネックと言われる。
・あるデータから「全労働人口のうち、熟練技術者は11%、学位や資格を保持する労働者は26%に留まる」との事。
・日本で働きながら技術と日本語を覚えてベトナムに戻り日系企業へ就職を希望するベトナム人の若者は多い、しかし多くは就職できずバイク運転手、カフェ等で働き生計を立てる。
・もちろん一つの会社に長く働くベトナム人もいるが少しでもキャリアを積める、給与が高い会社を求めジョブホッピング(転職)する層の方が厚い。
・「生産の脆弱なインフラ」を整備する事も大切だが、長期的に見れば人材、特に技術者や管理職の育成や人材確保を見据えた整備がより大切な課題なのだ。

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