見出し画像

ベトナム人らしさ失速せず。

■グーグル・ベトナム稼働。
・最近のニュース、「米グーグル2025年1-3月期ホーチミン市に事務所を稼働、顧客への広告展開や同国デジタル変革のサービスや支援を行う」。
・ベトナム現地法人『グーグル・ベトナム(Google Vietnam)』は「2025年3月1日以降、『グーグル・アジア太平洋(Google Asia Pacific/本社シンガポール)』に代わりベトナムでの事業運営を担う」。

■グーグル・アジア太平洋。
・更に「4月1日以降はベトナムにおける契約上の権利と責任を『グーグル・アジア太平洋』から引き継ぐ」ことになっている。
・これにより「『グーグル・ベトナム』は国内企業との契約締結や請求書の管理を直接行うことになる。また顧客は、現地の法律に従ってベトナムドンと税率10%の付加価値税(VAT)を反映させた請求書を受け取る」。
・なお同社は「2023年5月末に設立され、ホーチミン市税務局によって管理されている。最新の税コード更新は2024年12月初旬に行われた」。

■この投資は成功する可能性が高い。
・余談、米グーグルがベトナムへ投資する背景には以下の要素「急成長するデジタル経済」、「現地でのプレゼンス強化」、「データセンターの計画」、「政府の支援」等が挙げられるが、この進出は成功する可能性が高い事と察している。
・何故ならベトナムは東南アジアで最も急成長しているデジタル経済市場のひとつであり特にeコマースやデジタル広告市場が急速に拡大、グーグルの広告サービスは大きな需要を見込めるだろう。また、同ベトナム社と現地広告主は契約や請求書発行を直接行う事でサービスの透明性と効率性を向上させてお互いの信頼関係が強化されるのは自明だ。
・更に同社はベトナムに大規模なデータセンターを建設することも検討しており、実現すれば現地のクラウドサービスの需要に応えられる、それは同国のデジタルインフラ強化、成長を促進する要因となり得る。今後増々ベトナムは国際色豊かな社会へと移りゆくが、どんなに社会のスピードが加速しても逞しく優しく素直なベトナム人らしさは失速せず保たれる事を願う。

いいなと思ったら応援しよう!