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テト前、ペットホテル需要急増。

■ペット専用ホテルは予約が殺到。
・現在ベトナムはテト(旧正月)前、「ホーチミン市ではペット関連サービスの需要が急増し、ペット用ホテルは満室が相次ぎ、美容サービスの予約も殺到した」。飼い主たちは「大切なペットのため、時間も費用も惜しまず準備に励む姿が見られた」。
・ホーチミン市内のペット専用ホテルでは「冷房完備の快適な施設が人気を集めている。2025年は例年以上に予約が殺到し、1月上旬の時点で多くのホテルが満室」となった。

■美容関連も稼ぎ時。
・「ペットホテルの料金は1日あたり746〜1866円で、料金はペットの体重やケア内容によって変動する。施設は清潔に保たれ、冷房設備や特別な食事メニューが充実」、また「総合栄養食を基本に鶏肉の燻製や牛肉、ウズラを用いた食事が提供されるほか、おやつやスープも用意される。これらの高品質なサービスが飼い主たちに支持されている理由」である。
・ペットホテルだけではなく「美容サービスも例年にない盛況を見せている。ホーチミン市タンビン区の美容店舗では、スタッフが深夜から早朝にかけて働き続ける姿が日常」となり、美容サービスの終了後には「正月の飾り付けを施した特設スペースで記念撮影が行われる。また、一部の店舗では競争激化を背景に送迎サービスまで取り入れている」。

■ベトナムの大晦日。
・現在、ベトナムにおいて上述の職種、その関連企業は一年で最大の稼ぎ時となっている。
・しかし、テトはベトナム人にとって家族とゆっくりとした時間を迎えたり、旅行等を楽しむ、一年で最高に幸せな季節でもある。そのため、上述業種の店主たちは「テト前は稼ぎ時だがスタッフの確保が難しい」と嘆く。
・今朝私は行き先を決めずバスに揺られた。旧暦で本日がベトナムの大晦日となる主要都市の街並み、店舗の多くがシャッターを閉めすでに店仕舞い、伝統的市場では今年最後の買い物客で賑わいを見せ、アオザイを纏いバイクを運転する女性、花壇の前で記念撮影をする人々はとても幸せそうな表情だ。新しい年はもうすぐそこまで来ている。

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