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深みを増すカフェリスト。

■洞窟カフェ。
・最近のニュース、「ハノイ・タイ湖近く山の様な外観、洞窟の中の様な内装『洞窟カフェ』SNSで話題、1日800人来店」。
・「ハノイ市のタイ湖(Ho Tay)のほとりに1か月ほど前にオープンしたユニークな『洞窟カフェ』が、1日に約800人もの客が訪れる話題スポットとなっている」。
・タイホー区グエンディンティー(Nguyen Dinh Thi)通り41番地にあるカフェは「4階建てで、遠くから見るとタイ湖の風景に溶け込む山のような外観で、店内は洞窟を模した空間となっており、オープンテラス席もある。店内は活気に溢れ、注文の順番を待つ人々が列を成す」。

■霧雨でもカフェに向かう。
・従業員によると「カフェの施工には約3か月かかり、壁や天井はすべて手作業で仕上げられた。装飾に使用されたセメントの量は、約1000平方メートルの家を建てるのに相当するという。2階と3階は、自然光を取り込む窓を設けつつ、まるで本物の洞窟の中にいるようなデザイン」となっている。
・カフェの存在をSNSで知ったというアインさん(女性・1986年生まれ)は「飲み物の値段は安くはありませんが、タイ湖周辺ということを考えると、妥当な範囲だと思います」、またTikTokで知ったというランさん(女性・1993年生まれ)は「このユニークなデザインのカフェで素敵な写真を撮りたくて、1時間かけてメイクしました。霧雨の中、10kmの道のりを来ましたが、その甲斐がありました」と話した。

■日本人に知られていないカフェ。
・余談、ベトナムには様々なカフェがあり、玩具のように小さい椅子を路上に置いてサービスを提供する青空カフェはベトナム全土至る所に点在し、チェーン店は主要都市には必ず見つけられるし、その他個人店ではベトナム珈琲は勿論、更にオリジナリティ溢れる空間を楽しめる。
・昔ハノイに暮らす日本人女性と話す機会があり、彼女の週末は「日本人に知られていないカフェでのんびり一人の時間を楽しむ」そうだ。彼女の考え方、一人時間の迎え方は私にも通ずるところがあり彼女をより身近に感じた事を想い出す。
・私は「良さそうなカフェ、良いですね」とだけ返した。本音は「そんな居心地良さそうカフェは一体何処にあるんだろう」と住所等を教えてもらいたかったが、なんとなく彼女の安住の地を知らないほうが彼女もきっと心地良いのだろう、と察していたからだ。それにベトナムに長く暮らしていると、心地良さ、仕事のしやすさ等シーン別で利用するサテンは私のカフェリストに情報が積み重なっている。いくらでも素敵なカフェは見つけられるのだから、と私自身にそっと伝えた。

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