マガジンのカバー画像

ベトナムのカケラたち 2024年8月

31
ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
運営しているクリエイター

#景色

景色は急速に切り拓かれる。

■ホーチミン経済成長率。 ・最近のニュース、「ホーチミン経済成長率2023年7.5%・2025年8〜8.5%、デジタル経済比率22%・25%を目指す」。 ・ホーチミン市人民委員会は「2025年までの経済成長を促進するための指針を発表し、6つの主要目標を掲げた」。 ・同委員会は「来年迄に競争力指数(PCI)と行政改革指数(Par-Index)全国トップ10に引上げ、住宅面積は総計4000万㎡以上を確保し政府設定最低2万6200戸の社会住宅建設を目標とし、今年の工業生産指数(II

ただただ眺めていた。

■ベトナム気象水文環境科学研究所(IMHEN)。 ・最近のニュース、「ベトナムでは現在〜10月迄、4〜6個の台風や熱帯低気圧が発生し北部、中部は豪雨、洪水等の警戒が必要」。 ・ベトナム気象水文環境科学研究所(IMHEN)は「(上述の)台風の数は過去の期間よりも多く、『ENSO現象(東太平洋および中央太平洋赤道付近の海面水温が異常に高くなるか低くなる現象)』は現在中立状態にあり、8〜10月の間にラニーニャ現象へ移行する可能性が70%である」と述べる。 ■今後3ヶ月ベトナムに4

巨大な市場とポテンシャル。

■東南アジア6ヵ国今後10年の成長率。 ・最近のニュース、「東南アジア6ヵ国今後10年の成長率+5.1%、ベトナム+6.6%首位、次いでフィリピン+6.1%」。 ・先日、発表されたあるレポートは「東南アジア主要6ヵ国(ベトナム、フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ、シンガポール)における今後10年の国内総生産(GDP)は年平均+5.1%のペースで成長する見通し」と示された。 ・ちなみに主要6ヵ国2024〜2034年のGDP成長率予想は「ベトナム+6.6%、フィリピン+6

排ガスのシャワー。

■グリーンエネルギーシンポジウム。 ・最近のニュース、「現在ホーチミン市内バス2209台のうち24.7%はEVとCNG車、2026年迄に100%EV化を目指す」。 ・ホーチミン市交通運輸局は「2024年7月30日、公共旅客輸送における電気・グリーンエネルギー利用への転換に関するシンポジウムを開催」した。 ■EV化の波。 ・同局は「2024年9月までに公共車両を電気自動車(EV)、または圧縮天然ガス(CNG)車に切り替えるメカニズムを完成させ、2025年以降は公私を問わず転換