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ベトナムのカケラたち 2024年7月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#国民

ベトナムの横顔。

■チョン書記長死去。 ・最近のニュース、「7月19日病気のためチョン書記長死去(80歳)、国葬は25、26日ハノイ市国家葬儀場で執り行われる」。 ・国葬が執り行われる両日は「ベトナム国内の公的機関や公共施設で半旗を掲げるほか、全国では映画館等の各種娯楽活動を自粛する」必要がある。 ■ドイモイ政策を思想面から支えた。 ・故人は『ベトナム共産党/第7代中央執行委員会書記長』を2011年1月19日〜2024年7月19日まで務めた。 ・彼の経歴は「ハノイ総合大学業後、1968年12

国民の熱狂を力に変えて。

■パリ五輪メダル報奨金額。 ・最近のニュース、「ベトナムスポーツ各連盟は『パリ五輪メダル報奨金額(金310万円、銀217万円等)』を発表」。 ・先日ハノイ市では「2024年パリオリンピックに出場するベトナム選手団の出陣式が行われた。出陣式後、国内の複数のスポーツ競技連盟がメダル報奨金額を発表」。 ■金メダル310万円。 ・パリオリンピックは7月26日〜8月11日の3週間余りにわたって開催され32競技329種目が行われる。ベトナム代表団は「39人から成りこのうち16人(男子4

他国料理で知る国のレベル。

■ベトナムの国際観光客数は増加中。 ・最近のニュース、「2024年ベトナム国際観光客数の年間目標1800万人、上半期880万人超(前年同期比の158%)に達した」。 ・統計総局発表「国際観光客の主な入国手段は空路であり740万人以上が利用した。次いで陸路が126万人以上であり、海路での入国はごくわずか」であった。 ・「2024年上半期観光客総数は年間目標である1700万〜1800万人の50%に達しており、ベトナム国際観光のピークシーズンは10月から4月までであるため、年末にか

スーツにサンダルの日本人。

■東南アジア人の移動手段。 ・最近のニュース、「東南アジア個人移動手段のバイク利用率は、ベトナム96%首位、インドネシア88%2位、タイ69%3位」。 ・上述は調査会社レポート(ベトナム、インドネシア、タイ、フィリピン、マレーシア、シンガポール6ヵ国)のデータを収集し、個人の移動手段として自動車よりバイクを選ぶ率がベトナム96%、インドネシア88%、タイ69%、フィリピン63%等となった。 ■バイク大国ベトナム。 ・一方、自動車の利用率がバイクを上回ったのは「シンガポールと

粘り粘って意図を伝える。

■オンライン送金は顔認証必須。 ・最近のニュース、「ベトナムでは7月1日以降6万円以上のオンライン送金、生体認証必須も銀行アプリへの過負荷状態で送金出来ずトラブルが発生している」。 ・ベトナム国家銀行の規定によると「2024年7月1日以降、1000万ドン(約6万1500円)以上の送金や1日に2000万ドン(約12万3000円)以上の送金を行う際には顔認証が必要」となっている。 ・同日多くのユーザーがオンラインでの生体認証情報の更新に困難を感じており、銀行アプリで生態認証登録手