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ベトナムのカケラたち 2024年9月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#輸出

ベトナムの夜明け前。

■アジア開発銀行のベトナムGDP成長率予想。 ・最近のニュース、「『アジア開発銀行(ADB)』はベトナムのGDP成長率予想、2024年+6.0%、2025年+6.2%と再び据置いた」。 ・ADBは「『アジア経済見通し(Asian Development Outlook)』レポートでベトナム2024年における国内総生産(GDP)成長率予想を(上述に)示し、また2024年と2025年のインフレ率予想も共に+4.0%で据置いた」。 ■外需拡大、内需低迷。 ・ADBエコノミスト曰く

心の余裕が生み出す笑顔。

■ベトナム企業は労働者確保に苦慮。 ・最近のニュース、「現在ベトナムでは85%の企業が人材採用に困難を抱え、給与水準は低くないが特に若年層労働者確保に苦慮」。 ・ホーチミン市のある縫製会社は「クリスマスや新年に向けた輸出注文の増加を受け、100人以上の労働者が必要な状態」である。同社人事部長は「給与水準は月額平均6万5400円と決して低くはなく、40歳以上の労働者でも健康に問題がなければ雇用の対象だが人手不足が続いている」という。 ■ホーチミン市内の企業が必要な労働者数は8

「ベトナム産」と思いたい。

■ベトナムはカシューナッツ輸出大国。 ・最近のニュース、「ベトナムはカシューナッツ輸出大国だが、アフリカやカンボジアからの原材料90%を輸入に依存」。 ・ベトナム税関総局は「2024年1月からの8ヶ月間、ベトナムのカシューナッツ輸出量は48万6000トン、3925億円の収益を上げたがその多くがアフリカやカンボジアからの原料に依存している」と述べた。 ・また、「ベトナムは3224億円を投じて約190万トンのカシューナッツを輸入している」。上述の輸出入ギャップについて一体何が起こ

私の虜Top3フルーツ。

■ベトナム産パッションフルーツ。 ・最近のニュース、「ベトナム産パッションフルーツのオーストラリア輸出はマンゴー、ライチ、リュウガン、ドラゴンフルーツに続き5種類目の輸出果物として許可される」。 ・ベトナム農業農村開発省傘下の植物保護局は「在ベトナム・オーストラリア大使館とともにベトナム産パッションフルーツのオーストラリア輸出と、オーストラリア産プラムのベトナム輸出許可について発表する式典を開いた」。 ■ベトナム産果物は世界60ヵ国へ輸出。 ・熱帯で採れる果物に大きな潜在力

渡米するベトナム人たち。

■アメリカ大統領選、ベトナム経済への影響。 ・最近のニュース、「アメリカ消費動向はベトナム経済成長に直結、アメリカ大統領選でベトナム経済への影響は限定的で引続き安定」。 ・専門家曰く「民主党と共和党のいずれが勝利しても、ベトナムとアメリカの貿易は安定して続く見込みである。両党の経済政策には多くの共通点があり、特にアジア地域、そしてベトナムに対する政策については、大きな違いはない」という。 ・「民主党は産業政策に重点を置き、国内産業の振興に向けた補助金や支援策を推進する傾向」が

雑誌は私の宝箱。

■ベトナム繊維(アパレル)業界。 ・最近のニュース、「2024年8月末時点、ベトナム繊維(アパレル)業界全体の輸出額4.2兆円(前年同期比6%増)、大半が年内の輸出注文確保」。 ・ベトナム繊維産業協会(VITAS)は「大半の企業が2024年第3四半期および第4四半期の輸出注文を既に確保、現在は来年第1四半期の契約に向けた交渉に注力している」という。 ■世界経済停滞、グローバル購買力低下。 ・ベトナム税関総局統計より「2024年7月の繊維製品の輸出額は5404億円(前月比17