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2番目の女からの、脱出



「何を考えているのか分からない」

と、幾度となく言われて、生きてきました。





そんな "ミステリアスさ" が

最大限に発揮された・・・そのとき・・・?!



【壁ドン】をされたことがあります。



「お前は、俺とデートして、楽しいのか分からねぇんだよ!!」

(ドンッ)


という、壁に叩きつけられる壁ドンです。



デート2回目での、ウッ!っと息が止まる、壁ドン

あなたは、経験ありますか?笑




私が、普通の女の子みたいに
キャピキャピできないのが悪いのかな?
と、1人反省会をしたり


「何を考えているか分からない」
と、言われるたびに

素直でわかりやすくチヤホヤされる、かわいらしい女の子に憧れていました。



■ キャピキャピ女子への、嫉妬


ひとり暮らしの頃
1人で居酒屋に行き、カウンターでボーッとしながら、人間模様をつまみに飲んでいると(おっさんかて)

「きゃー!嬉しいです♪」と、ニコニコ愛想のよい女の子が、たくさんいるな〜と身に沁みるほど感じます。
素直でかわいらしいのは得だな、自分とは違う人種だと、改めて現実を突きつけられた気分になり、落胆するのです。
(私は、カウンターで熱燗としめ鯖という、なかなか乙なかんじです。かわいくなさすぎる。)


大抵の男性は、
「お酒強くないんです!」
「酔っちゃいました!」とか
こういうかわいらしい子が、好きなことも分かっています。


かわいらしい女の子に憧れはあったものの、老年化した脳を持った私は(しめ鯖に熱燗だしな)


19歳で、30歳の大人に恋愛相談をされたり
学生時代は同級生に「姉さん」と呼ばれ
すずは、年上じゃないと釣り合わない!と言われ

見た目と、中身のギャップに悩まされます。
(合法ロリ!!と言われたこともあります。意味が分からなくて、真面目にググりました。あからさまにセクハラでした)



そんな人生ですが、壁ドンのような嫌なことばかりでもありません。



■ 好きな人のお気に入り


私は昔から、いわゆるモテる人に好かれます。
壁ドン男(かなりのイケメン)から、何故かデートの誘いが絶えなかったように(メンヘラ男、無理)

モテる人は、私の素っ気なさが、逆に気になると言うのです。
他の子とは違うんだよね!出会ったことがないタイプとも言われました。

彼らにとって、私はただの珍獣で
はぐれメタルくらい、なかなか出会えない存在なのかもしれません。


ただし、モテる人に好かれても
残念ながら、そううまくもいきません。




感情が分かりにくくて、可愛げのない私は
モテる人のお気に入り枠に、スッと入ります。

いわゆる、2番目の女です
(彼女いるの隠しやがって、クソが!!と、離れる時に、心の奥で叫んでました)


「私のことどう思ってるの!」
「なんで会えないの?」なんて、
かわいらしい女の子が言うような

真っ直ぐな表現は、
20歳前後の素直ではない私には、到底できません・・・


会いたい時に会えたらいいし
会ってることや連絡を取ることが
自分の中で好きの表れでもあります。



傷つくことを人一倍恐れていたため
素直に言葉にできない
ガラスのハートなだけかもしれません。笑




■ 1番になりたい


ある日、ふと思います。
「好きな人の1番になりたいけど、どうやったらなれるんだろう?」と。


好きな人の1番にはなれず、どうでもいい人の1番にはなるという
需要と供給が、全く合わないまま
25年が経ったころ




「30歳になって、結婚してなかったら、俺と結婚してほしい」と、少女マンガかよ!と突っ込みたくなるキザなことを、同級生に言われます。


そして、結婚を全く考えず、1人で生きていくと決めていた男性は、今、夫として隣にいます。


2番目の女として、ずっと生きてきた私は
25歳を過ぎて、結婚してほしいラッシュが到来しました。


仕事もプライベートも
男女共に、似たような ひねくれ者(いい意味で)に、出会うことも増えてきました。


ちょうどその頃といえば、転職をきっかけに、自分らしく生きたいと本気で思うようになった時期でした。

働き方や、考え方を少しずつ改め
自分の気持ちに、素直に生きる練習を始めた頃です。


自分を見つめ直して、ちょっと自分を変えることで、引き寄せる人間関係が、こんなにも変わるんだなと驚きました。


そして、25歳以降は、2番目になることは
一切ありませんでした。


かといって、キャピキャピは未だにできません。
淡々と、毒のある冗談をいうところも、学生時代からなんら変わっていません。
お酒を飲まない限り、テンションも低いです。

2番目にしようとする男性も、未だに近寄ってきます。(子持ち男性、2人に近寄られて拒絶したことがあります。キチガイかよ)



■ 変化への『前向きさ』を忘れずに。

自分の中で、変わったことは2点だけです。

・仲良くなる前に、男性を見極められるようになったこと
(誘い方や男性のボロで、本命の女がいるのかがわかるようになりました。知りたい方がいれば、今後書いていきます。
キチガイクソ男撲滅運動!参加希望者はフォローをお願いします笑)

・相手に、素直に気持ちを伝えることを意識
(特に、プラスの感情を、思うままに伝えられるようになりました)



さて

今、2番目で悩んでいる女性は
近くにいる、男性のレベルが低いだけです。
(好きだと勝手に美化してしまう、女性特有のやつです)

あなたを傷つけ、あなたのレベルに合っていない男性と、一緒にいるのは、もったいないと思いませんか。

そんな男は、あっさり捨てて、自分の価値を見直し、自分を大事にしてあげて
もっと素敵な男性を見つける旅に、ここから出発しましょう。


2番目を抜け出したくて、自分を磨く努力をしてきているからこそ、他の人にはもっていない魅力が、必ずあります。


その努力が、報われる日が必ず来ます。
大丈夫です。選ぶ人を間違えてしまっただけです。失敗から学べば、なんでも成功に近づきます。

今の苦しさから、早く抜け出して、誰かの特別になれる日を願ってます。



現在進行形で2番目の方は

『ホリデイ』という映画を観て
2番目扱いしてくる男を、思い切り振る準備をし、実行してください。笑


苦しんでいた自分が嘘のように
思いの外、スカッとしますよ。


人生の主人公は、自分自身!

助演女優にならずに、
主演女優になれますように。




せっかく1番になった元彼と、なんで別れたの?と思った方は

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さて、最近思うことは、

幸せにしてくれそうな人をパートナーに選ぶのではなく
誰と一緒にいたら、自分らしくいられるかな?という視点です。


自分らしくいられる人と、お揃いの靴を履いて
それぞれの人生を歩きましょう。

誰かの人生に寄り添うのではなく、
自分の人生を歩けますように。



最後の婚活のはじめかた すず*


「だれかに役立ちますように」と時間をかけて書いています。 あなたのサポートは、めぐりめぐって誰かのために...♪ ぐるぐる、まわる。