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自己肯定感なんていらない

シンチャオ!

みんなツイてる??

さっきまで発達障がいのムスコについて書いてたのだけど、ほかに書きたいことが急に降って沸いたのでお題を替えますw

「自己肯定感」


最近すごくよく耳にしませんか?

ありのままの自分でイイジャン♪ という意味で使っている人が多いかと思いますが。

私はこの言葉、キライです。

自己は肯定するものではない。

そもそもそこにあるもの。それにいいもわるいもない。

肯定するということは、イイ♬と判断しているということ。

だいたい自己肯定を自覚している人は総じて自分大好きを公言しているヤツが多い。

写真大好き鏡大好き!クラスでも中心にいて、誰からも好かれて、そんな私って大好き!

そんな私で生きてきて、楽しいことばっかりだしいいことばっかりだから!


ハイ、私がこの人種をキライな理由は明確です。

過去の私だから爆 24歳までこんな感じで生きてたね。(イタイねー、イタイタしいねー)



劣等感はだれしもが抱えています。

もっかい言う。劣等感のない人間なんていません。

そしてその劣等感に対してどんな姿勢でいるのか、それが自分との向き合い方でとても重要なのです。

この人種は自分の劣等感が何であるか、それさえも知りません。

なぜなら、そのままの自分で社会からはじかれたことがない、否定されたことがないからです。

本当に自分を認めている人は、自分の弱さを知っています。

自分の愚かさも知っている。そして全体から自分はどの位置にいるかも、はじかれたり否定されたり努力が報われなかったりして、知っているのです。

それでもそんな自分は社会の輪の中にいて、自分のできること、好きなこと、人の力になれることを認めている。

大切なのは自己肯定感ではなく、

自己受容。


どんな自分も100点!て思い込むのが自己肯定感だとすれば、この自己受容は自分が60点であることも含めて、自分を大切に思っている人。

なんか達観してるな。

そう、この境地に行くには、人の痛みを経験しなければならない。

だから、苦しんだ分だけ優しくなれる、というJ-POPの歌詞はつまりこれが言いたいんだ!(そうなの?)

さあ、「自分はこのままでいいんだ!」と自らを洗脳することはこれで終わり。

「私はなんでこのときモヤモヤするんだろう」の”なんで”を、深堀してみて。その先に、きっとあなたの劣等感の正体が隠れています。

それを直視したとき、「そんなことない!」じゃなくて、「ああ、私そう思ってたんだ」この氣持ちこそ自己受容です。

その時、あなたは本当の意味であなたのことを愛せます。まるっと。

ここで逃げると同じ問題にずっとぶつかり続けるよ。人生で学べる時間は限られている。もがくあなたも大好きです💛

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【著者 kayo *自己紹介】
1985年11月1日生まれ。
ADHDとASDを診断されている10歳のムスコが相方のシングルマザー。
結婚や離婚、人生の紆余曲折で仕事を変わるが、いつもだいたい営業職。(下着販売、複合機、生命保険、広告代理店、不動産)
2016年に当時6歳だったムスコを連れて、
行ったこともない、友達もいないベトナムに渡る。
現在は地元である兵庫県西宮市北部にて「みんな違ってみんないい」をキャッチコピーとしたベトナムカフェを開業すべく、マイノリティや、多様性を認めあえる空間をSNSを通して発信している。
 
Instagram:saigon_no_wa
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