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真夏に感じる、「西南の役」漢たちの熱い魂

~ 伊藤痴遊「西郷南洲」より~

~~天の一方に怪しい星が現れると、忽ち「西郷星」の名が附く。ロシアのニコラス皇太子が来るといえば、西郷がお供で来ると伝えられる。
明治10年に城山の露と消えた西郷は死んで居らぬという情念が、却々に広まっていて下層の人は之を深く信じていたものだ。さればニコラス皇太子と一緒に来る、などという、滅想千萬な風説も伝えられたのである。これは偏へに西郷の生前の徳望なるものが、死んだ後迄も、綿々として絶えずに居た証で、逆賊の名を得たものが、これだけの人気を占めたということ、これは全く西郷の人格が高かったからである。現在自分の愛子が、その戦争で討死しているのに、それでも西郷先生は豪いと言うて、少しも怨みもしないならず、却って、その無事生還を望んだというのは、千古を通じて珍しいことである。~~


👆
大正2年から書かれた、伊藤痴遊「西郷南洲」、
発行は大正14年です。
古本屋で買いました。
私にとっては難解な字が多く、中々進みませんが😅
年代が近いので、物語とはいえ真実に近いのではと思います。面白い本です😊

📚



さて、
8月25日(日)10時~

第27回「敬天愛人フォーラム未来」は、

な・ん・と

武藤さん、この炎天下の中、あの10Kを歩く!!?!!

「和田越の決戦」

「陸軍大将の軍服」を焼却

「可愛岳突破」・・・ 薩軍残り約600名は、 その後鹿児島へ

この度、「薩軍として最後の戦いを巡る旅」のご報告があります。

「真夏に感じる、「西南の役」漢たちの熱い魂」

参加申込はコチラ

https://ws.formzu.net/dist/S417891145/

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