クワイ川マーチと有色米の発芽、多様な幸が採れる菜園づくり他
たんぽぽ農園の南側水路際で草取りをしていたら、クワイを発見しました。
実は以前にも自生しているクワイを水路でみた事があります。
これを株分けしていったら、水路をクワイ畑に出来るなぁと思っていたのですが、忙しさにまぎれてやっている暇がありませんでした。
そのうち、農業委員の人が、排水路の上流にある他の畑の方の排水が悪いと言って、バックホーを持ってきて上流から下流まで深掘りしてくれました。
ありがたいことなんですが、クワイについては、どっか行っちゃったかもしれないなぁ、残念だけどしかたがない
って思っていました。
ところが、今回、クワイが発見されたわけです。
オー!、っという感じです。
再び、クワイ川マーチが鳴り響きました。
そもそも、2019年、見沼菜園クラブたんぽぽ農園は、台風19号で3日間冠水しました。
秋野菜に甚大な被害が出ました。
この後、排水路を掘っていけば、冠水が最小限度で収まるかもしれないと、当時、農業委員の方(今回、南側水路を深掘りしてくれた方です)と立ち話しました。
そうしたら、農業委員の方は、昔は一枚の畑を2つに分けて、低い場所に水をためて、稲やクワイを育て、高い場所で野菜を育てると言った事をしていた場所もあると言うお話をしてくれました。
お、それは面白いと、水路を掘り出したら、農業委員の方は、まさか本当にやるとは思わなかったのか、けっこう驚いてくれました。
そして、その時もバックホーを持ってきて西側水路を深掘りしてくれました。
たんぽぽ農園は、周囲を水路に囲まれ、南北連絡中央水路と東西連絡中央水路が十字状にある、つまり、「田」の字のように水路が掘られた形になっています。
水はけは著しく良くなりました。
北側水路の一部にはマコモを植えたのですが、残念ながら「マコモダケ」は出来ませんでした。(マコモは黒穂菌に感染すると茎が肥大化して、「マコモダケ」になり、食べる事が出来ます。黒穂菌感染がどうして起きるかは解明されていないのだそうです。
だから、わざと感染させる技も未開発で(ここはチャンと笑うところです!)、自然に感染するのを待つしかないのだそうです。
さて、今年は、有色米のオカボを作るつもりで種まきをしました。この間、無事に発芽してきてくれています。
南側水路はクワイ川マーチにするとして、西側、あるいは東側水路や十字状の二本の中央水路に有色米を植える手はあるかもしれません。
多様な幸が採れる菜園づくりに向かって、明るい展望が開けてきました。
梅雨入り、梅雨明けと言うことは、あまり厳密に考えなくてもよいのではないかと思います。
6月とその前後1-2週間ぐらい、ドンヨリした天気の日、雨の日が他の季節より多いのが梅雨、その後、カンカン照りの日が続くようになったら梅雨が終わった程度に考えればどうかと思います。
とにかく、今はそのドンヨリ時季ですが、今日から3日間、最高気温が29℃~34℃の真夏日一歩手前、または真夏日と言うより猛暑日に近い天気になると予想されています。
こうなると、カンカン照り時季になったらどうなるのでしょうか?、昨年は越谷で最高気温40℃の日がありました。
ちょっと恐ろしい気がします。