拝啓、忘れられないあの人へ
南海トラフ地震臨時情報が発表されましたね。
昨年、非常食の賞味期限が迫っていたので消費して以来、非常用パスタを新たに1食分だけ買っておいたものの、残りは今度でいいや〜と思っていたらこの発表。
発表の日は残業デーだったこともあり、非常食の買い足しにまんまと間に合わずでした。もう、数年持つ食べ物より今は直近の備えがあればいいやと自分を納得させています。
こんなこともありますので、みなさんは非常食の賞味期限が迫って消費した後はすぐに新しいストックを買うようにしましょう。
ええ。ケチケチしてポイントで買おう!でもまだ溜まってないからいいや、とか思っていたんです。反省。
私は影響力のある人ではないけれど、こういう発信はどこまでなら書いていいのか悩みます。スーパーとかの買い占めを誘発してしまいそうで、ちょっと不安の胸の内を話したいのに、難しい世の中だなと思います。
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今回は、私の忘れられない人のおはなし。
ほんの数回しか会ったことがない。そして、なんとなく、会うことはないような気がする人。悲しいことだけれど。別に遠く離れているわけでもないのに。
社会人になってカジュアルに出会い、いつの間にか会わなくなる。そんな人が増えて仕方がない。浅く広い関係って私は苦手なんです。
出会ったのは英会話のサークル。参加者は基本的に日本人。英語を何かしら勉強・仕事で使っている人が集まってくる。
ちなみに私は人の話は聞くほうが好き。でもたくさん話せる人から刺激がほしいし、何よりも家と会社だけの往復の人生が嫌だからちょくちょく通っている。
新しい人に会うことは勇気がいるし、疲れる。でも一日中休日を一人で過ごすこと
もなかなかしんどいと感じている。
そして、そんな私の前に強烈なインパクトのある人が現れた。
そう、その人こそが今回の私の「忘れられない人」。
どうやら計算が得意なようだ。私にとってはそのすごさは未知数。
Professorらしい。
Professorといえば、大学時代の英語の授業でAcademicな文章に登場する。
According to professor Mr.~, とかでよく見かけるイメージが真っ先に思い浮かんだ。
だいたい関係代名詞でそのあと who researches ~ とか説明が入るのを思い出す。
そして何でおしゃべりでもない、つたなすぎる英会話を披露する私だったのだろうか、ある日、食事に行く機会があった。
私とは全く専攻が違うので専門的な話はしないけれど、きっとすごい人なのだろうな〜と思いながら話していた。
(ちなみに私には「理系の人はすごい」という根拠もない偏見がある。笑)
その「きっとすごい人」は想像を遥かに超えていた。
どうやらテレビに出演するらしい。
なんだか記事にもなっている。
国会の答弁にも論文が引用されたらしい。
・・・・・
言葉を失う私には目もくれずに淡々と話していた。
ちなみに、自慢げに話す様子は1ミリたりとも感じない。
人は強烈に驚くと声が出なくなるらしい。この人に教えてもらった。
インパクトが強すぎて、思考停止状態。
淡々としゃべるから余計に頭の中が「???」状態。私がこんなことを思っているのにもたぶん気づいていない。
こういう話はここの世界では日常的なことなのだろうか?
大学時代は大学の先生としか思わなかったけれど、30代、会社員歴10年ちょいの今の私が社会人として大学の教授を職業として見るのはなんだか新鮮でならなかった。
なんでこんな話をするのか?
ひとつは当時の私の強烈なインパクトとか衝撃を誰かに言いたくても言えなかったから。
もうひとつはいつかこの文章をあの人がそんなこと思ってたんだ、と苦笑いしながら読んでほしいからなのだ。
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