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転職活動のその先に

先日、無事に転職活動を終えました。
先に結論から言うと、転職はせずに終わりました。
でも、転職で達成したかったことが叶った、つまり転職したのと同じ効果が得られたので終わったということです。

転職活動をしていなかったら、またこの会社を辞めずに続けちゃったよ、なんてネガティブな感情が残っていただろう。

なかなか評価が給料に反映されず、不満があって始めた転職活動。
私の会社はグループ会社で、最初の昇格で親会社への転籍があるのです。
そこでガラッと給与体系が変わるのです。
その分きっっっっちりとやることが増えます。
ですが、そのやることをすでに何年もやっていたのに上がれず、が不満の始まり。
年齢的にも昇格がすぐできなければ転職にギアチェンジしないと、でかなり焦っておりました。
で、ここまで来たのに、がんばったのに・・・と真剣に悩み、考えた末、転職にギアチェンジしようと、死ぬほど勇気を出して退職の話まで上司としていました。

電話で一報を入れて翌日上司と直接話すことになります。
(私は普段出向先にいるので毎日自分の会社の上司には会っていないのです。)
退職日を決めることになると思っていましたが、ところがどっこい、一旦なかったことにされる。

・・・・・・

おかげで私の無職の転職活動生活は回避されました。
いやいやいや、世間的には転職先を決めてから辞めるのが、というけれど、私はそんな器用なことはできない。
でも新卒の就職活動は面接が大の苦手で、全然決まらず卒業後に内定を取るという面接&就活恐怖症。。
休むのもかなり気を使うし、ぽんぽん休みも取れないし、リモートワークもできない、フレックス勤務もない職場だから面接の予定を入れるのが至難の業。
もちろん、数回は休みや遅刻、早退はしました。
かといって、無職からの転職活動もメンタルがもたない。。。

そして夏季休暇の取得日だけは融通が利き、同時期に有力候補の同業界の面接が決まります。
なんと、一次面接ようやく突破・・・!
幅広い部署を募集しており、ネットの会社の評判はあまりよくありません。面接でも「苦手な人との接し方」も聞かれました。
離職率が高そうなのは懸念ですが、募集時よりも私の経験に近い部署を提案してくれたり面接官とも話しやすく給料も外資系なので現職よりは上がる。
英語も使える、業界のことは知っているので仕事内容でのミスマッチは大丈夫そうで私にとっては許容範囲。

現職と比べて一長一短はある、といった感じで、反対に現職も割と私の希望をカバーしているな、と転職活動しながら現職に対しても前向きになっていました。
先に決まった方を選ぼう、と思っていました。

転職活動のためにがんばっていたら現職で評価が上がり、現職を続けることになった、なんてパターンの人も私以外にいるみたいです。

そして、今年昇格は限りなくゼロに近そうだったのに、現職で先に昇格が決まり、選考中の企業は辞退。
生まれて初めて「選考辞退」しました。
切ない気持ちが少し上ですが、自分に選択肢があったような気持ちになり、うれしくもありました。

転職活動をしていて、それだけがゴールじゃないと気づきました。
転職活動って人生の満足度を上げる方法のひとつの手段なんですね。
自己分析や自分の強みをストレングスファインダーで教えてもらってからそれをもとに小さく日常に変化をつけたりして、楽しみました。
自分が何に満足しているか、について分析するようになりました。
大げさな表現ですが、例えば「月の食費」で満足したお金の使い方は一人飲みよりも休日の朝にフルーツを食べることだったり。

話は戻り、私は変化を好むようで、幅広くいろんなことに挑戦したい!って思っていました。
でも「なんで?」と聞かれると答えられない。ずっとそんな感じでした。
いろいろなことを知って、結びつけて、新しいアイデアを生み出すのが得意なんです。
転職活動での最大のアピールポイントはアイデア力が関係ある内容でした。

長々と自分語りをしましたが、もともと自分について話すなんて苦手中の苦手。
noteで自分について話すなんて1年前の自分からは想像もつかなかったです。
次はもっと整理してうまく書きたいな。

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