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【石積み記録001~003】無邪気に学ぶとはどんな状態だろう

どうも。
「ふもとの石積み」です。
今日も近所の公園で石を積んできました🌙

これは、積んでいる最中やいつもの場所に向かう道中で起きたことや考えたことの記録です。
Instagramで投稿している内容を再掲し、一言のあとがきを書いていきます。
※写真のキャプションには、各Instagram投稿のリンク付き


001
"何回も同じ石を積むと積まれやすい形になっていくのだろうか"


積み始め1日目。
不安定な状態で5個積むことを目指す。
何度も土台となる石と2つ目の石を調整していると、土台の石が少しずつ削れている。
今はバランスがとれなくても、ぶつかり合うことで変容し、合う形になるのかもしれない。
根気はいるのだろうが、そんな実証もいいのかなと思いながら、石を積んでいるとバランスがとれるスポットを見つけた。

<あとがき>
散歩がてら平積みにされた石を見て始めた石を積み始めました。
積み始めて気づいたのは、石と言っても、形も種類も違う。人も同じ。
石を積むことを通して、人を、社会を、見れる気がしたのです。


おでん串みたい

002
"無邪気に学ぶとは、どんな状態だろう"


世間的には休日の朝。
同じ場所で石を積み直していると、子ども達が寄ってきて声をかけられた。
「ねぇ、何してるの?」
「石を積んでみてる」
「私もやってみよー」
3人の子どもたちは、それぞれに石を積み始めた。
・一番最後に大きな石を立てる
・小さい石を積み上げていく
・平に積んで『幸せハンバーガー』と例える
石選びや積み方にも工夫がありどれもおもしろい
こんな風に無邪気に学んでいたのはいつまでだったんだろう。
今でも可能でしょうか。

<あとがき>
大きな公園で坂の上にはグランドがあるから人通りも多い。
たいていの人は、不思議そうに通り過ぎていく中、2日目にして子どもたちが興味を持ってくれたのは嬉しかった。
そして、積み方のバリエーションを見せてくれたことは、自分の中の想像の可能性を広げてくれた。
後にも先にも、続けてみようと思ったのは、この子たちとの出会いが大きいだろう。


子どもたちが渡してくれた石も一緒に積む

003
"理解りあえないを越えるために
できることとは?"


石を積んでいると石同士の相性を考えることがある。
この組み合わせなら乗せられるかなとか。
でもそんな単調だとおもしろくない感じがして、どうしても難しそうだが相性悪そうな石をあえて選ぶ。
向きを変えてみたり、1mmずらしてみると、手応えありな時が出てくる。
難しそう、そこから1歩進むことができたら、手を取り合えることもあるようだ。
1枚目の写真は欲を出して崩れてしまったが、好きな形だった。

<あとがき>
前職ではチームワーク向上や人材育成に関する研修をしていた。
日本人は特に予定調和をとろうとするけども、人の成長は殻を破った先にあるもの。
どのような想定外が生まれるのか、その場にいる人たちが自分事に捉えるのか、一瞬一瞬の化学反応を感じていたのを思い出した。

左の方が1枚目。最後、逆向きなのがイカしてる。


今日も読んでいただき、ありがとうございました。
何に繋がるかわからない石積み。
一瞬で崩れ去るその形を目にしてくれたことだけでも、嬉しいです。

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