本のある生活
こんばんは。さいです。
久しぶりにnoteを書きます。
仕事が落ち着いてきたのと、
なんとなく夏の夜に、
頭の中を整理したくなったからです。
最近、少しずつ本を読む量が
増えてきました。
増えてきたといっても、
月に3冊くらい。
一番読んでいたころは、
月に15冊だったので、
全然及ばないのですが、
それでも本のある生活っていいなと
思っています。
今日はそんな何気ないお話です。
◆本を大切にすること
今までも本は大切でしたが、
最近大切にするってどういうこと?
と考えるようになりました。
その理由は、
断捨離をするようになったから。
本棚を眺めていて、
まだ読まれていない本の多さが浮き彫りになったとき
本当に大切にするのは
本棚に並べることじゃないかもと
気づいたのです。
私を助けてくれた本、
私の印象に残っている本、
私の側に置いておきたい本が
どれだけあるのだろう。
そう考えたときに、
思っていたよりも少ないことが
わかりました。
手放してたとしても、
自分の生活は何も変わらない。
その時は少し寂しいかもしれないけれど、
数カ月もすれば忘れてしまう本。
きっとその本たちは、
ほかの場所へと行ったほうが
大切にされるのかもしれないと思いました。
そこで、1冊の本を友人に譲りました。
絵本なのですが、
買ってから開いたのは3回ほど。
友人には、2歳の娘さんがいて、
彼女のほうが、その本を大切にしてくれると
思ったからです。
友人に譲って2日後、
連絡がきました。
「持って帰ったら、3回も読んだよ。
3回目の途中で寝ちゃったけどね」
その言葉を聞いて、
大切にしてくれる人のところへ
旅立って良かったと思ったのでした。
◆本という形
最近、「本」という形に
こだわりがなくなってきました。
もちろん、紙の本は大好きなのですが、
いろんな形があっていいなと思うようになりました。
スペースの問題もあって、
kindleにお世話になったりもしています。
そこで気づいたことですが、
本を読んで、見返すことを考えると
電子書籍も結構活躍するのです。
ここにマーカー引いたなとか。
紙の本にマーカーを引く習慣がない私は、
電子書籍だと心置きなく
マーカーを引きまくれるのです。
だから、印象に残った部分が一目瞭然。
そして、自分の実生活にも活かしやすくなりました。
でもカフェで読書をし始めると、
やっぱり紙の本のほうがかっこいいな~なんて
思っている自分もいるのです(笑)
形あるものは、いつか手放すときが来る。
だから、自分の中へと沁み込ませていけたら・・・
そんな風に考えるようになって、
本という形にこだわらなくなりました。
本から、たくさんのことを学んで、
たくさんの感情を知って、
そして身にしていくのです。
その先の自分がちょっといい感じに
なっていたら嬉しいなと思うのでした。
◆本から得られるもの
最近、読む本のジャンルの幅が広くなってきました。
ビジネス、自己啓発、心理学、
エッセイ、小説、デザイン、などなど
以前では考えられないような
本を選んでいる自分がいます。
でも、いつだって思うのは、
学ぶものがあるということです。
身近にいる先生のような感じ。
小学生のときの担任の先生に、
ステキな先生がいました。
今も年賀状が届くような仲です。
その先生はいつだって寄り添ってくれて、
笑顔が印象的で、とにかく元気でした。
今、当時の彼女と同じ年齢になって、
それは当たり前じゃないということに
気づきました。
本を読むことは、そんなステキな先生が
近くにいるような感覚と似ています。
そのとき必要な言葉を私にくれる。
そのとき求めている大切なことを
私に教えてくれる。
そんな存在です。
だから本が身近にある生活を
これからも続けていきたい。
形はどうであれ、本を大切に
そして学び続けていきたいと
そんな風に思う夜なのでした。
***
少しつらつらと書きましたが、
本の魅力が誰かに届けばいいなと
そう思っています。
ではでは。