ラプラスの魔女読みましたというお話。
お久しぶりです。ここの所色々と立て込んでいたので全く更新していませんでした。
生きてます。元気です。
更新してない期間に他にも2冊ほど本を読んだのですが、感想を書く暇がなかったのでそれは割愛します。
(デトロイト美術館の奇跡と明るい夜に出かけてという本です。どちらも大変よかった)
さて、このラプラスの魔女という本ですが、数年前映画化で話題になっています。
私はその波に乗り遅れてしまったので、今まで全く内容を知りませんでした。
私自身、原作を読んでから映画をみたいという気持ちがあるので、流行ってるなーくらいの感覚でその時は流していました。
元々東野さんの本が大好きなので本自体は1年以上前に買っていましたが、後から買った本を先に読んだり、読むタイミングがなかったりと、ようやく今読むことが出来ました。
個人的な感想になりますが、今回の作品は割とモヤモヤした終わり方だったのではないかと思います。私自身ハッキリした終わり方が好きなのもありますが。
それにかなり時間を空けて読んでしまったのもあるので、内容が頭に入ってない部分もあると思います。
話の内容としては理系要素全開だったなぁと。
理系学部ですが専門外なので割と流し読みしてしまいました。
東野さんの作品は読めばこの人だなとわかる要素というのがあると思っていて、独特の理系っぽさというのもその1つではないかと思います。
疾風ロンドのような、そんな感じです。
読者をいい意味で裏切るような展開が多い東野さんですが、今回はそこまで驚くことはなかったです(内容自体が革新的なものであるというのもあると思います)
ざっくりなあらすじを今更ながらに紹介しますと、大学教授である青江が温泉で起きた事故を調べていく話です。その家庭の中で円華という不思議な少女に会い、事件の真相に近づいていきます。
私はミステリーが好きなのですが、細かい殺人トリックを解き明かすのは苦手で、犯人の目星をたてながら読んでいくタイプなので、今回の話は読みずらい部分もありました。
一見すれば無理そうでも、現実で起こりえそうな気もしてくる、この絶妙なバランスを保って織り成す世界観が大好きです。
細かいことはよくわからないけれど、技術が発展した世界ではありえるかもしれない、という気持ちが読者をより話の中の世界へ引き込んでいるのかもしれません。
私は人魚の眠る家という東野さんの作品が大好きなのですが、そちらもラプラスの魔女のように現実で起こりうるかもしれない、そして現代の問題にも踏み込んでいる作品なのでぜひ読んで欲しいです。
感想と言っておきながら感想なのかどうかよくわからなくなってきましたが、今回はこの辺で締めようと思います。
常にフィーリングで生きているので自分の気持ちを文字に表すのが苦手です。それを克服する為に感想文を書いていますが、いつか素敵な感想文が書けるでしょうか。
いつか私の感想を読んだ方に読んでみたいなと思う感想文を書いてみたいですね。
それではまた。