初夏の北海道旅行記
夫からマイルが余ってるので旅行しようと言われて、北海道に行ってきました。
なぜ北海道かというと、泊まってみたいホテルがあったから!
ホテルだけは早々に決めつつ、残りの旅程はほぼ不確定なまま初日を迎えてどうなることやらで始まった旅行記です。
1日目① 移動(羽田空港〜宿泊先)
機械でチェックインできないトラブルに見舞われつつなんやかんやで搭乗手続きを済ませて、途中でねんりんやカフェを発見し、思わずホットバウムを購入。あったかいけど、お砂糖がかかってる部分はさくさくしていて美味…生クリームもつくので二度楽しめた。
新千歳空港に到着して、ひとまずお昼ごはんは豚丼に。今回の旅行中に食べようとしてたものを除いたら豚丼が残ったからという消極的な理由で選出したけれど、移動で疲れた身体に染みる濃いタレ!ヒレも柔らかくて美味しかった〜
お腹を満たした後は、お店を見てまわって最終日に購入するお土産の目星をつけた。(最終日は疲労困憊だったのでやっておいて良かった)
宿泊先までは電車を乗り継ぎ、約1時間で到着。
1日目② 宿泊先のこと(界ポロト)
駅から歩くこと10分。
宿泊先である界ポロトに到着。
お部屋も素敵だった…アイヌ文化の要素がところどころ取り入れられている。
湖畔沿いに泊まるブームが数年前から続いていて、今回もポロト湖を望む部屋。(たしか全室レイクビューのはず)
窓際のソファがいい仕事していて、ずーっと景色を眺めていられた。
ちなみに今回の部屋は一番下のグレードだったけど、眺めもいいし部屋の設備も何不自由なく過ごせた。
(強いて言うなら、ベッドのサイズが小さめだったかな?)
すこし休んで、17:30から夕飯。
そのほか、煮物椀、宝楽盛り、揚げ物、蓋物、焼物、食事、甘味…と最初から最後まで、華やかで美味しい料理を楽しみました。
日ごろ、ぱぱっと作って食べて片付け!みたいな生活を送っているからか、ゆっくり過ごせる会席料理が好きすぎる。少しずつ色んな味を楽しめるし、丁重におもてなししてもらってる時間も好き。
提供担当してくれた方もとても笑顔が素敵で、いい時間を過ごせました。
食後、ロビーからの眺めも大変よかった。
それと、共有スペースに置いてあった写真集が良かった。ちょうど行きの飛行機でこの写真家の方が取り上げられた記事を読んでたので思わず手に取ってしまった。
夕食後にお風呂に行く予定だったけど、あまりに満腹だったのでいったん部屋で休憩。
そのまま、「コタンの宵の集い」に参加してきた。他の宿泊者と火を囲んで、各種ウイスキー、ジンの説明を聞きながら、香りと味わいを楽しむ時間。こんなにゆっくりとお酒に向き合ったのは初めてだったかも。
バーにいるような時間を過ごせた!(行ったことないけど)
けっこうな度数のお酒を飲んでしまい温泉いけるか危ぶまれたけど、どうにか温泉へ。
△の湯という露天風呂、すぐ近くに湖があるので自然を感じつつ、熱めの温泉でリラックス。モール温泉は今回初めてだったけど肌がピカピカつるつるになった。あと、アメニティの化粧水、乳液、シャンプー、コンディショナー一式が良かったので販売してほしい…ぜひ…
なんだかんだ移動で疲れてたのか、お酒のせいか、倒れ込むように就寝。
2日目① 宿泊先のこと続(界ポロト)
起床後即朝風呂。
昨晩は暗闇だった△の湯の全貌が分かり、景色を眺めつつゆったり楽しめた。
8:45から遅めの朝ごはん。
昨晩の半個室でしっぽり…とは打って変わって、カウンターからの眺めを楽しみながら。
朝食を終えて、界のご当地楽「イケマと花香の魔除けづくり」に参加。こういう記念になるものを作るの好きなんだよなぁ。
このあと、もうひとっ風呂浴びようかな!と思うものの、部屋で景色を眺めてごろごろしてるうちにもういいかも〜と満足してしまいチェックアウトの時間めいっぱいゆっくり過ごした。
カウンターにあった木彫りの熊が可愛くて購入しようか悩むも、別デザインしかなくてお土産は見送り。(このあと熊に取り憑かれたかのように、熊土産買いまくる人)
星野の値段設定は強気だよね…と思ってたけど、今回の宿泊体験は満足度高めで、ほかの界シリーズにも行ってみたくなった、また頑張って働こう。
2日目② 札幌へ(回転寿司、クラフトビール、夜パフェ)
チェックアウト後は、近くにあるアイヌ文化体験施設のウポポイも気になりつつも、次の予定があるので白老駅へ。さあ、移動するぞ〜と思ったら、鹿と衝突して遅延というアナウンスが入り、北海道の洗礼を受けた。よくあることなのか、すぐに動き出したのでそこまで遅れずに札幌に到着。
お昼ご飯はトリトンという回転寿司チェーンへ。
実は東京にも店舗はあるんだけど、まあまあ遠いのでこの機会に行ってみたくて。昼のピークタイムを外したしそんなに待たないかな〜と思っていたら、『1時間半待ち』とのこと👼
次の予定だったサッポロビール園に行くか?と思うも、空腹すぎて気力が湧かない無理となってしまい、隣のセブンに駆け込み、唐揚げとドーナツとカフェラテという謎食事をしてしまい、そうこうしてるうちに、呼び出されて微妙に空腹じゃない状況で食べることに。
とはいえ、食べたいネタは全て楽しめた!エビやヒラメの昆布〆はむっちりしたネタが美味しかったし、マグロの二巻盛りも安定の美味しさ、全体的にネタが大きい印象。
反省:時間帯に関わらず時間に余裕をもって臨むこと。
お腹も満たされて、いったんホテルへ…の前に、UNIQLOへ駆け込んだ。「札幌寒すぎ問題」に見舞われて、急遽ヒートテック購入(まだ販売されてることに驚きつつ)。さらに、ご当地UT?高旗将雄さんのイラストTに一目惚れしてしまいあわせて購入。(熊1点目)
2日目のホテルはJR系列のビジネスホテル。札幌駅〜すすきのエリアあたりが徒歩圏内だったので動きやすかったな。
お腹がこなれてきたところで、ビアバー(Tap Room BEER KOTAN)へ。さっそく昨日の体験を参考に香りや味を楽しむ。新しく入ったという「風薫る」が一番美味しかった✌️
こんなお店に来てるものの、クラフトビール詳しいわけではないので、さっぱりしたフルーティーそうなものを選びがち。
すっかり良い気分になって、夜パフェにも行ってきた。まあまあ混んでいたので、夫と代わりばんこで近くのジュンク堂に立ち寄って物色したりしながら時間をつぶし、ようやく入店!
入ったところに、お土産コーナーもあるんだけど、そこに熊型のもなかが売られていて、去年父の日に送ったもなかアイスの店だと気がついた。
今年の父の日はどうしようかなぁ
店内は照明がほぼないような落ち着いた雰囲気でした。注文したのは、パフェ2種類。都内のパフェと比べるとクオリティはうーん、、だけど、夜食べられることに意味がある!深夜1時まで営業してるらしい。
行列に耐えうる仲なら、デートの後とかいいのかも。
なんだかんだで沢山食べてホテルに戻り、即お風呂!爆睡!で2日目終了。
3日目 札幌周辺(二条市場、モエレ沼公園、六花亭本店、ジンギスカン)
朝ごはんは二条市場で海鮮丼🦞
9時過ぎに来店したけど少しだけ並んだ。
ただ、オペレーションがすばらしくて、並んでる間に注文をとって、入店したらすぐ提供されるのであまり待った感なし。
本日のおすすめにしたけど、こういうところで食べるとよく分からない地魚系のネタが一番美味しかったりするような。定番のネタももちろん美味しかった!
夫にも分けてなんとか完食。
食後、二条市場を散策。こじんまりしてて回りやすい。夫が実家あてに魚を送りたい、でも魚の違いがわからない…と困っていたら、本間鮮魚店で声をかけられてほっけの違いを教えてもらい、無事に根ほっけ(道内にしか出回らないらしい)を注文できた。
話を聞く中で、蟹やいくらを味見させてもらったんだけど、圧倒的に美味しかった…(今回の旅で一番美味しかったかも)
そのあとは、バスで30分ほど揺られてモエレ沼公園へ⛰️
園内の小高い山を登ると、この圧倒的スケール感。
ちなみに結構な急勾配なので服装注意。(ロング丈ワンピースにバレエシューズでちょっと大変だった)
山を降りて、レンタルサイクルで園内をぐるっと回ってきた。イサムノグチデザインの公園ということで、モニュメントが点々と置かれていた。
こうやってアートに触れると、ちょっと高尚な人間になった気がするのなんでだろうね。
自然に触れて開放的な気分になれるいい場所でした。
札幌市内に戻り、六花亭本店へ。
喫茶店目当てだったけど案の定並んでいて、ひとまず1階でお買い物。夫が引くほど買い込んでお会計済ませて2階へ戻ると席に案内してもらえた。
モエレ沼公園で疲れた身体に甘味が染みる…
店内も洒落ててテンション上がるやつでした。
そのあと、「遊木民」で木彫りの熊を購入。デフォルメされてて、一見熊かどうか分からないぐらいなのが素敵。北海道旅行の記念に。(熊2点目)
今回、大通〜六花亭〜遊木民〜大通の移動はシェアサイクルで。札幌周辺はシェアサイクルが普及してて車運転できない民としては非常に助かりました。
夕飯はジンギスカン@だるまで締め!
夫が致死量のにんにくをタレに入れててちょっと引いた。(そのあとの口臭は言うまでもなく…)
ジンギスカン、野菜をもりもり食べて帰宅に備えた。
新千歳空港で目星をつけてたお土産をぱぱっと購入し、とんでもなく重たい荷物を背負って帰路につきました。(今度こそ国内用キャリーケースを買おうと思いつつ、帰りにリュック背負って毎回後悔している)
今回の戦利品。本当よく運んでこれたな。
行きたい宿には行けたし、食べたいものは全部食べたし、寄りたい場所にも行けたし、お土産もひと通り買えたし、後悔なし!な北海道旅行でした。