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あぐ〜 阿字観 高野山

「アグー、やっぱし高野山には
えら〜いお坊様がいるなあ」
「えらい? えらいってどういうこっちゃ?」
「自ら修行して、山ん中で満天の星を仰いで阿字観するような坊さんのことだよ」
「阿字観ってなんだ?」
「月輪 梵語の阿 蓮華 内に取り込んで瞑想することだよ」
「またわけわからん事言い出した。梵語ってなんだよ?もういいよ!」

わけ分からんか 確かにな~。あぐ~にもようわからんもん。
けどな、あの坊さんの言葉は何か心にぐっとくるものがあって、やってみる気になっちゃった。

月輪(がちりん)とは満月、心を表す。梵語(古代インド語)の始まりが阿、命の根源。清浄なる蓮の花。
なんかただ座るんじゃあなく、お坊様に教わったこの阿息観、阿字観瞑想は面白そう。
なんせ、発案は空と海の空海さんだもの。
よ~し、あぐ〜もいっちょやってみるぞ! 

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