視点という教養(リベラルアーツ)
どの情報からこの本を予約したのだろう。
思い出せないのだけど、とにかくその情報源よ、ありがとう!今年いちばん面白かった。
歴史を面白く学ぶコテンラジオの深井さんが、
リベラルアーツ(教養)に出会うために
物理学
文化人類学
仏教学
歴史学
宗教学
教育学
脳科学
の研究者と対話する。
これが、儲かるとか使えるとか役に立つ感のない、純粋な学問への興味とその解説で、
教養というと物知りとか知識人みたいな感じがあるけど、むしろ思想や哲学的対話のようだった。
特に興奮したのは仏教学と脳科学。
臨床心理学の分野で今注目されるメンタライジングも、精神分析の中から生まれた概念でありながらも、脳の機能として脳科学的に説明される。
not-knowingの姿勢など、なんだか近しい気がするぞ。
ますは仏教についてもう少し教養を深めたいと思った。早速図書館で予約しよう。
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