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パセリは主役になれるのか?-パセリ料理-

みなさん、こんばんは。
今日もお疲れ様です。

私は現在40代、独身、天涯孤独で
関東のとある団地に、一人で暮らしています。

今となってはパセリというと

「料理の添え物」
「主役を引き立たせる脇役」

的なイメージがあるかもしれないけれど…
 
パセリは、世界中で広く栽培されている食材のひとつで
とても栄養価が高い野菜です。
 
私が初めてパセリを見たのは、幼い頃に家族で行ったレストランでした。
その時、お皿の上に散りばめられたパセリの緑色が
目に鮮やかに映りました。
以来、パセリという食材には特別な印象が残っています。
 
パセリは、セリ科の1種の二年草です。
野菜として食用にされ、和名はオランダゼリ(和蘭芹)、フランス語名はペルシ (persil [pɛʁ.si])、
漢名は香芹(こうきん、拼音: xiāngqín シアンチン)と呼ばれます。
(旱芹菜・旱芹、 英: parsley [ˈpɑːrsli]、学名: Petroselinum crispum)
 
品種改良によって葉が縮れているものがよく使われ
カーリーパセリ (curly parsley) 、またはモスカール種とも呼ばれます。
イタリアンパセリ(学名:P. neapolitanum、プレーンリーブド種とも呼ぶ)は同属別種で、
中国パセリ(コリアンダー、学名:Coriandrum sativum)は同科別属です。

 
ここでは私が実際に作ってみて美味しかった

「パセリが主役」のサラダや


パセリが味に深みを与えてくれたカレーのレシピ等を
ご紹介したいと思います。

 

まずパセリの栄養素


 

老化予防にビタミンACE


わたしたちの体は、酸素を利用する時に「活性酸素」という老化の素を作ります。
この活性酸素が細胞を傷つけ、体のサビつきを加速させます。
 
そこでパセリに豊富に含まれるビタミンA、C、Eが体のサビつきを予防するのです。
 
ビタミンA、C、Eは「ビタミンエース(ACE)」とも呼ばれ、一緒に摂取することでより効果が高まります。
 
パセリにはビタミンACEが全てそろっているため、老化予防につながると言えるでしょう。
 

生活習慣病の予防に活用


実はパセリに含まれるβ-カロテン・カリウム・水溶性食物繊維は、生活習慣病の予防に効果的です。
 
β-カロテンは強い抗酸化作用をもつため、動脈硬化の進行を遅らせる効果が期待されています。
そして、カリウムは体の余分な塩分を排出し、高血圧を予防します。さらに含まれる量は多くないですが、水溶性食物繊維は食後血糖値の急上昇を抑えるのです。
 
つまり、パセリに含まれる栄養素には動脈硬化や高血圧、糖尿病などの生活習慣病を予防する効果が期待できるといえます。
 
 

ストレス予防に効果が期待


忙しい日々で疲れが溜まり、イライラすることもあるかと思います。そこでパセリに含まれるビタミンCが、私たちの体をストレスから守るホルモン「アドレナリン」の合成を助けます。
 
また、パセリにはイライラを抑え、精神を安定させるカルシウムが含まれる点も嬉しいですね。
 

ダイエットにもパセリが効果的な理由


ダイエットにもパセリ?効果的な理由
パセリにはダイエットを助ける効果も期待できます。
それでは、順に理由を見ていきましょう。
 

便秘予防


パセリには腸内環境を整える、食物繊維が豊富です。
食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類あり、
パセリには不溶性食物繊維が多く含まれます。
 
不溶性食物繊維は便のカサを増やすことで腸を刺激し、便通を促します。
また水溶性食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境の改善が期待できるのです。
 

むくみ予防


パセリのカリウムは、余分な水分を体の外に排出します。パセリは体内に水分が溜まり過ぎるのを防ぐ、むくみ対策の食材といえますね。
 

1日どれくらい食べればいい?食べすぎのデメリットとパセリの適量


パセリを食べるのは1日3房、3gが適量です。
 
というのもパセリを一度にたくさん食べると、体調を崩す可能性があるからです。実は、パセリ200gを一度に食べると危険といわれています。とはいえ、パセリは1房1gです。付け合わせのパセリを食べる程度であれば、安全といってよいでしょう。
 
また、パセリに含まれる精油成分アピオールには、口臭防止や食中毒予防効果があります。適量のパセリは、健康によいといえますね。
 

パセリの効果的な食べ方とは?


パセリの効果的な食べ方とは?
では、パセリはどのように食べると効果的に栄養素を摂取できるのでしょうか。
 
おすすめの食べ方を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
 

生でそのまま食べる


パセリは水や熱に弱い栄養素、ビタミンCやカリウムを含みます。
 
生で食べれば栄養素が流れ出るのを防げます。つまり付け合わせのパセリをそのまま食べれば、ビタミンCやカリウムを余すことなく摂れるでしょう。
 

油と一緒に加熱して食べる


パセリに含まれるビタミンA・E・Kは油に溶けやすい栄養素です。
 
そこで、加熱する際に油と一緒に調理すると、ビタミンA・E・Kの吸収率がアップします。パセリはフリッターにしてもおいしいので、ぜひお試しくださいね。
 

乾燥させて食べる


乾燥パセリは水分を除いた分、栄養素が凝縮されています。つまり、少量でも効率よく栄養素が摂れる優れものなのです。
 
スープやパスタ、サラダにかけて日々の栄養補給に活用するのもよいですね。
 
 
パセリは、栄養価が高く、ビタミンやミネラル、抗酸化物質などが豊富に含まれているため、
健康にも良い食材として知られています。
また、パセリは、料理にアクセントを与えるだけでなく、見た目にも彩りを添えます。
例えば、パセリを散らすことで、野菜や魚の皿が華やかになりますし、パセリの緑色が、料理の味や雰囲気にも影響を与えます。パセリは、少量でも効果的なので、上手に使いこなすことが重要です。
 
パセリは、料理に使われることが多いハーブの1つです。
その葉は、香りが高く、鮮やかな緑色で、栄養価も非常に高いため、様々な料理に利用されています。

 
今回は、私が実際に作ってみて美味しかった

「パセリが主役」のサラダ
そしてパセリが味に深みを与えてくれたカレーのレシピ等をご紹介します。

 

【パセリサラダのレシピ】


パセリのサラダ

材料(4人分)


・パセリ 50g
・トマト 2個
・玉ねぎ 1/2個
・レモン汁 大さじ2
・オリーブオイル 大さじ2
・塩、こしょう 適量
 

作り方


1.パセリは軸を除き、細かく刻む。
2.トマトは皮をむいて種を取り、一口大に切る。
3.玉ねぎは薄切りにする
4.ボウルにパセリ、トマト、玉ねぎを入れる。
5.レモンを絞り、オリーブオイル、塩、こしょうを加えて、よく混ぜ合わせる。

パセリをメインに使用しています。
パセリには、ビタミンCや鉄分、食物繊維が豊富に含まれており、健康的な食事にもつながります。
また、トマトや玉ねぎを加えることで、爽やかな酸味がプラスされ、食欲をそそる仕上がりになっています。
レモンを絞ったドレッシングも、サッパリとした風味が特徴です。
 
 

パセリのサラダ

【パセリカレー】


パセリを使ったカレーは、香り高く、味わい深いカレーに仕上がります。材料は以下の通りです。
 

【パセリカレーのレシピ】


材料(4人分)
・鶏ひき肉 300g
・新ジャガイモ 4個
・にんじん 1本
・たまねぎ 1個
・にんにく 2かけ
・生姜 1かけ
・パセリ 50g
・トマト 2個
・カレー粉 大さじ2
・オリーブオイル 適量
・塩、こしょう 適量
 

作り方


 
1.鶏ひき肉は、塩、こしょうで下味をつける。
2.新ジャガイモは皮付きのまま、まるごと良く洗う。
3.にんじんは皮付きのまま、一口大に切る。
4.たまねぎ、にんにく、生姜はみじん切りにする。
5.パセリは軸を除き、細かく刻む。
6.トマトは皮つきのまま一口大に切る。
7.鍋にオリーブオイルを入れて、弱火でにんにく、生姜を炒める。
8.たまねぎを加えて、透き通るまで炒める。
9.鶏肉を加えて、火が通るまで炒める。
10.カレー粉を加えて、香りが立つまで炒める。
11.新ジャガイモ、にんじん、トマトを加えて、煮込む。
12.最後にパセリを加えて、混ぜ合わせる。
 
 
以上、パセリを使ったサラダとカレーのレシピをご紹介しました。
パセリは、独特の香りや風味があり、料理にアクセントを与える素晴らしい食材です。

ぜひ、日常の食卓で取り入れて、おいしい料理を楽しんでみてください。
 
 

まとめ


以上、パセリは栄養価が高く、日々の栄養補給にピッタリだとわかりました。
 
老化や生活習慣病、ストレス、便秘、肥満、むくみの予防・改善効果の期待できる栄養素が含まれるので、積極的に食べたい野菜です。
 
また、摂りたい栄養素によって効果的な食べ方が違います。ビタミンCとカリウムは生、ビタミンA・E・Kは油で調理すると吸収率がアップします。
 
それでは当記事を参考にパセリを適量食べて、
健康な体づくりに役立てていただけると幸いです。
 
 ここまで長々と、書き連ねてしてしまいましたが
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(おそらく、つづく)

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