【まとめ】今年は”全く違う”東京マラソン2021 エントリー前に必ず確認して欲しいこと
2021年の東京マラソンのエントリーが間もなく始まります。募集人数はフルマラソンで24,700人。コロナによって中止・延期がされてからこれだけ大規模のマラソン大会を開催するのは日本では初めてになります。
それだけに感染対策がとても厳重になり、私たちランナーもそれに準じていかなければなりません。正直、全くもって従来のマラソンとは異なります。
以下、規約の中からも特に新型コロナウイルス感染症対策としての大きな変点をまとめてみました。
感染症予防対策等に関する規約
1. 新型コロナウイルス感染症対策などに関する主な注意事項と運用における変更点
(6)手荷物預かりは「なし」
最も重要な変更点だと思います。
これまではスタート地点で上着や、フィニッシュ後の着替えなどを荷物預け袋に入れて、フィニッシュ地点まで輸送してくれました。しかし、今回はそれが無くなります。よって、スタート地点の新宿都庁前まで「そのまま走れる格好」で向かう必要があります。スピードランナーは特にこのことを念頭に入れておきましょう。
(7)給食は個包装での提供を予定 種類・数量が限定
衛生面のことやコストも考えると、限定数になってしまうのは致し方ないでしょう。
先行するランナーは後半のランナーの方のためにも、取り過ぎには注意したいものですね。栄養面でもあまり取り過ぎない方がオススメです。
(8)フィニッシュエリアの更衣は「屋外」
晴天ならいいですが、雨天時はかなり大変な様相が想像できます。フィニッシャータオルやアルミシートがもらえると思いますが、冷えないようにアームウォーマー等は携帯してくのが良さそう。
3. 2021年9月26日~大会終了後における注意事項
(3)大会当日 ◆スタートエリア
④出走する服装で来場
最初にも記しましたが、荷物預けがないため「そのまま走れる格好」でスタート会場に向かう必要があります。
時期的には寒さの心配は少なそうですが、雨の際にどんな服装を着て行くか?走るか?を想定しておくといいと思います。
⑤不要になった衣類は回収しない
経験豊富なランナーの方はよくビニールポンチョや古着を着ていました。これはスタート前は風除けのために着ていて、ボランティアスタッフが善意でスタート前に回収をしてくれていました。しかし、今回はこれも難しいと思われます。
◆コース
④給水は「指定のテーブル」から
今回は一般ランナーもエリート選手の様に、指定されたテーブルから給水を取るようになります。エリート選手と同様にスペシャルドリンクが取れるわけではないと思いますが、あくまでも飲めるのはペットボトルに入った水・スポーツドリンクだと思います。
⑤収容バスは「なし」
万が一リタイアする時は、公共交通機関を使って帰るしかありません。スタートエリアの入場でも体調管理アプリの提示が必要なので、スマホ・ICカードの携帯は必須になりそうですね。
◆フィニッシュエリア(競技終了後)
④⑤更衣室は「なし」 「屋外」で着替える
若干矛盾するようなことですが、フィニッシュエリアには「屋外更衣エリア」が設けられます。しかし、手荷物預もないので着替える服そのものがないのでは?と思ってしましましたが。強いて言えば、走りながら持っていた上着などでしょうか。
いずれにしても、フィニッシュ後はすぐに帰ることが求められるかと思います。家・宿泊先に帰るまでが本当のマラソンになりそうです。
その他
・事前受付はお台場から新宿のビルに変更➡事前予約制
・スタートまではマスク必着
・走行時のマスク着用は任意。しかし、ゴールでまた必要なため、携帯は必須。
など、細かな注意点がたくさんあります。募集要項を事細く見ることはあまりないと思いますが、下記のURLから是非ご一読ください。
■東京マラソン2021募集要項
みんなが楽しく
運営側もたくさんのランナーが走ってもらえるように、2021年の大会を中止・縮小開催せずに秋に順延してくれています。数日前の詳細なアナウンスを聞いてから「そんなの聞いてねぇよ!」「どうやって走ればいいんだ!」とクレームがあがることは避けたいものです。
みんなが気持ちよく、安全に、またあのマラソンを楽しめるように。
しっかりと準備してエントリーをしましょう。
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