食育コースの活動・冷や汁うどんを作ろう_202407
こんにちは。ファームインさぎ山の食育コースに参加しているのりひろです!小学2年生の息子(時々、年長の妹も)と参加しています。ファームインさぎ山の食育コースの活動内容を参加者視点でレポートします。
目次
ファームインさぎ山・食育コースとは?
7月の食育コース活動メニュー
まずはお土産の収穫から
冷や汁うどんを麺からつくる
おまけ
ファームインさぎ山・食育コースとは?
3月からの1年間、毎月1回ファームインさぎ山の畑で、季節に応じた農業体験をするコースです。
10:00頃集合し、農作業と昼食を食べて13:00前に解散する半日のコースです。昼食で使用する食材は、農作業で植えた食材やファームインさぎ山の畑にあるものを使用します。四季を通して「食物を植える、収穫する、食べる」を体験できます。
7月の食育コース活動メニュー
7月の活動日の数日前、スタッフのゆみこさんから活動についての案内メールが届きました。
「7日の内容ですが、当初の予定では夏野菜のラタトゥイユの予定だったのですが、ナスやピーマンが思ったよりも育っていません…8月の予定と入れ替えて、うどん打ちを行おうかとも検討しております。」
これぞ自然との共存!というわけで7月の食育コースは「うどん打ち」を行いましたのでそのレポートです。
まずはお土産の収穫から
7月の活動日はとっても蒸し暑く、午前中の早い時間にお土産の野菜を収穫しましょう、ということで畑で野菜の収穫をしました。
今回のお野菜は、にんじん、ねぎ、きゅうり、ハーブ、しそです。
まずは、にんじんとねぎの収穫です。スタッフのてつやさんが「雑草が生い茂っています!葉っぱを見分けて収穫してください」と説明をしてくださいました。
次にきゅうりを収穫。スタッフのてつやさんが「たくさんできてないかも?」とおっしゃっていましたが、よく見てみると立派なきゅうりがチラホラ。きゅうりは太くて長いのが甘くておいしいとのことです!
最後にハーブとしそを収穫しました。この2種類の野菜は4月に種を植え、5月に苗を畑に植えたものです。
ハーブは3種類。私はレモングラスの葉を多めにいただきました。家でハーブティーにしたらとてもおいしかったです!赤しそは息子が自分で種を植えたので、思い入れもあったようで一生懸命収穫していました。(赤しそは大人の味で本人は食べていませんが(笑))
冷や汁うどんを麺からつくる
野菜収穫の後は農村センターという屋内の施設で埼玉県の郷土料理「冷や汁(すったて)」をつくりました。うどんを打つ、ゆでる、冷や汁(つけ汁)を作る、を体験しました。
まずは、ファームインさぎ山のかぁちゃんによる麵の作り方デモです。小麦粉に塩水を入れてこねます。
まとまた生地は足でふんでのばします。
次の工程は足でふんで延ばした少し休めて麵棒でさらに延ばし、屏風たたみにして細く切っていきます。足で生地を延ばす時に生地をできるだけ四角かつ同じ厚さに延ばしておくと、生地を屏風たたみにした時、生地の幅が均一になり細長いきれいな長いうどんができます。
といったものの、足で生地を四角にするのはそう簡単ではありません(笑)我が家は足で延ばした生地が丸めに仕上がってしまい、生地の幅も厚さも不均等に。麺棒で延ばす際、生地が薄いところは穴が開いてしまいました。スタッフのゆみこさんにサポートいただいてなんとか屏風たたみまで進むことができました。
その後は麺切り台に麺に麺を乗せ、麺切包丁を使って麺を細く切っていきます。麺を抑える板で抑えながら麺切包丁で体重をかけながら麺を切ります。茹で時間を短くするために麺を細く切る必要があり、麺を切る回数が増えます。体重をかけながら麺を切っていくのですが、麺切り包丁は小学生低学年には重たく見た目以上に力が必要でした。
次に冷や汁を作りました。こちらもかぁちゃんのデモを見て自分たちで作ります。さぎ山ファーム特製の味噌に、いりごま、砂糖、塩、そして畑でとれたキュウリを混ぜました。
冷や汁ができたら、最後に麺をゆでます。かまどに張ったたっぷりのお湯で茹でていきます。麺をかまどにいれると麺はかまどの底に沈みます。そこからかまどに薪を足し火力を上げます。麺が浮き上がってきたら、ざるにあげ、水でしめたら麺の完成です。(スタッフの皆さん、暑い中、屋外で茹で作業のご対応ありがとうございました!!)
麺の作り始めから「いただきます」まで2時間ちょっとかかりました。最初に炎天下の中、畑で野菜の収穫もしていたこともあり、ヘトヘトではありましたが自分で作ったものはおいしさ2倍です!さぎ山ファームの味噌が大好きな息子(食育コースの昼ご飯で出てくる味噌汁は必ずおかわりしています。)は、「冷や汁がおいしい!」とお替りしていました。
7月の食育コースレポートは以上です!8月は我が家は食育コースはお休みします。次回9月のレポートをお届けしたいと思います。
おまけ
5月に田植えをした田んぼの様子です。稲が育って水の見える面積が小さくなっていました。
畑にあった立派なオクラ。トロピカルな色の花が特徴です。
トマトの実もなっていました。赤くなるとカラスに狙われてしまうそうなので、収穫のタイミングが大事とのことです。