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さがまちのタワゴト ~ FMさがみで学生プロデュースのオリジナル番組
2022年前期のプロジェクトのひとつです。
この記事は、プロジェクトの振り返りになります。
わたし達、さがまち学生クラブとFMさがみ(FMHOT839)さんでコラボレーションし、ラジオ番組を一から企画、校正、収録、編集を行ったプロジェクトです。
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プロジェクトの流れ
最初のミーティング
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FMさがみさんから、FMHOT839の説明や1時間の番組をつくってほしいという依頼を受けました。プロジェクト開始1ヶ月ごろは、「1時間の番組って簡単じゃん」って考えていました。
とりあえず、番組でやりたい企画をプレゼン
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何をすればよいか分からないながらも、いくつかの企画をプレゼンしました。ただ、評価は最悪で「学生っぽさ」と、自分たちの出した企画は本当に自分たちが「聴きたいのか」といった指摘をパートナーさんにいただきました。
「学生っぽさって何?」、「それって聴きたい?」
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頂いた指摘を基に、改めて企画を出し直しました。その時に、軸になったのは、、「学生っぽさって何?」と「それって聴きたい?」の2つの言葉でした。
2つの言葉の意味を見つけだしそれを形にした企画を考えるために、計6回の議論を重ね、ようやく企画を出すことが出来ました。
パートナーさんに2回目の企画プレゼン
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「それって聴きたい」と「学生っぽさって何?」という2つの軸から生まれた企画をパートナーさんに説明をしました。
その結果、ゲーム企画と音クイズ企画を番組でやることが決定しました!
その後の会議で、ゲーム企画は「Ito」というゲームをさがまち流にアレンジすることが決まりゲームItoの企画を詰めていきました。
また、同時進行で、、、
ポスター制作… 放送時間が決まらないと完成しないというのがネックに
収録日の決定… メンバーの予定がなかなか揃わず、苦戦。結局、パートナーさんに、日程を提示していただき、参加できるメンバーで収録をすることに
台本制作… 前半、後半、CM担当に分けて、各自、台本を執筆。一部の台本執筆が間に合わず、急遽「美大生のタワゴト」に企画を差し替えること
の3つを進めていきました。
FM HOTの見学
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収録の下見のためにFMさがみに訪問しました。放送機器や広さなどを確認できました。生放送中の番組を見学後、CM中に写真撮影、ディレクターのMr.熊坂さんへの確認事項の質疑応答しました。(訪問時間は約2時間。意外とあっさり終わってしまいました。)
番組収録
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収録前日、BGMや台本等をパートナーさんに共有しました。当日収録前の打ち合わせで、フィードバックを受けてから収録を行いました。
フィードバックでは、間の取り具合、語尾の正誤を直していただきました。
そして、いよいよラジオ収録。しかし、収録自体は終わりの見えないものとなりました。
「美大生のタワゴト」コーナーは、早口になり過ぎてしまい、「ボードゲーム Ito」コーナーでは、時間や話の終着点を気にしてしまい、着地点を求め迷走をしてしまう議論になってしまいました。
収録後、パートナーさんからもう一度収録をしようとご提案頂き、消化不良に終わった収録にチャンスを与えてくださいました。
番組収録2回目
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![](https://assets.st-note.com/img/1667235718269-mXu3WPAz0Z.jpg?width=1200)
そして、チャンスを与えて頂いての2回目の収録。2回目の収録は、収録に参加するメンバー5人の日程のすり合わせが難しかったため、コーナーごとに別々の日程で収録をさせてもらいました。
どちらのコーナーでも、1回目の収録の反省点を踏まえて2回目の収録が出来たため、よりリスナー目線に立っての収録が出来たように感じました。
次回にも活かしたい3つのポイント
①ポッドキャストを広報として使いたかった
ポッドキャストは練習用として使ってはいましたが、もっと頻繁にポッドキャストを収録して広報ができるような感じで利用できればよかったと感じました。
また、単純にポッドキャストをたくさん録りそれを聞くことで、よりリスナー目線に立った番組作りをすることが出来たのではないかと感じます。
②広報を積極的にやりたかった
番組制作は余裕を持って終わらせ、宣伝などを積極的に行って番組の周知をもっと本腰をいれてやれればよかったと感じました。やはり、毎週放送されるものではないため、いかに番組がある事を知ってもらうかがカギになると実感しました。
③BGMを入れなくても大丈夫な場合があることがわかったこと
ラジオ番組にはBGMが基本ついているようなイメージがあったが話に集中してほしい時など、場合によっては無理にBGMをつけなくて良いことがあることがわかりました。
反省したい3つのポイント
①もっとパートナーさんと密にコミュニケーションをとるべきだった
あまりにも自分たちで企画を一から考えることに徹しすぎた結果、会議時間などが膨大なものになったと感じます。なので、もっとパートナーさんと密にコミュニケーションをとってアドバイスを頂くことでスムーズにプロジェクトを進めることが出来たのではないかと感じます。
②リスナーさんからのお便りを取り入れたかった
番組で何の企画をするかといった話し合いに時間をかけすぎてしまい、先ほどもあったように番組の広報などが全くできず、リスナーさんからのお便りなどを受け付けることが出来ませんでした。もっと、リスナーさんの声を聞きたかったと感じます。
③1時間は長いようで短い
今回のプロジェクトでは1時間の番組を制作しました。最初は、1時間は何となく長いけど、「色々とコーナーを詰めていけば終わるでしょ」といった感覚でした。ただ、プロジェクトを進めていく中で1時間はたしかに長いけどそんなに長くはないことを実感していきました。この感覚を、プロジェクトの初期の段階で知っておけば、もっとスムーズにプロジェクトを進行できたのではないかと感じます。
プロジェクトを経て
イノシン
このプロジェクトを経て、企画を一から作る大変さを理解することが出来ました。また、企画を一から考えるときには常に受け手の目線に立って考えることが重要になることを学びました。
いまちゃん
1時間の番組を作ること、大変だと知りました。企画や編集がどうすれば「聴きたくなるか」に重点を置いてすることが大変でした。
チョロ
若者にラジオを身近に感じてもらうという、このプロジェクトの本来の目的(?)が達成できたかと言われていまえば、悔しさが残る部分ではありますが、ラジオにボードゲームを組み込むといった、いままでになかった新しい取り組みもできたのではないかと感じています。
また、企画制作の難しさを痛感しました。ラジオという音声のみだからこそ、いかに声だけで自分達の動作を伝えるか。自分達の放送は聞いてもらえるほど価値があるのか。面白いか。本気でラジオと向き合えた数か月だったと感じています。
ちい
ラジオの番組を作るという初めての経験に胸が高鳴っていた分、改めて番組を作ることへの難しさが分かりました。普段何気なく聴いていたラジオの見方が変わりました。